市場価値の低い労働者に会社が考えざるを得ないふたつの選択とは

 

これからは、外国人労働者も多く入ってきます。これは、労働市場の相場価格を下げる圧力になります。

会社が長く続いていくためには、景気の変動や技術・市場の変化等にうまく対応していくしかありません。危機を乗り切るために、会社は従業員の賃金をはじめとする労働条件を引き下げたり従業員に辞めてもらう必要が生じます。それはどの会社にも訪れることですが、特に中小企業ではその変動に持ち堪える体力がないため、従業員にしわ寄せが来がちです。いつ、労働条件の引き下げや退職勧奨を受けるか分かりません。

あなたがこの先長く働いていく上で、常に労働市場での自分の価値というものを意識しておく必要があります。労働市場での自分の価値を知ったうえで、会社からの労働条件変更や退職勧奨にどう対処するか判断していくべきでしょう。

以上を踏まえて、改めてお聞きします。

「ご自分の労働市場での価値を知っていますか?」

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就業規則とは、入社から退社までの「ルールブック」であり、労使トラブルを未然に防ぐ「ワクチン」であり、効率的な事業運営や人材活用を行うための「マニュアル」でもあり、会社と従業員を固く結びつける「運命の赤い糸」でもあります。就業規則の条文一つ一つが、会社を大きく発展させることに寄与し、更には、働く人たちの幸せにも直結します。ぜひ、この場を通じて御社の就業規則をチェックしていただき、問題が生じそうな箇所は見直していただきたいと思います。現役社会保険労務士である私が、そのお手伝いをいたします。

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【著者】 飯田 弘和 【発行周期】 週刊

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