幕末の天才・吉田松陰に学ぶ、短期間で優秀な人材を育成する方法

 

だからといって、かれは詩や文章も重んじた

政治問題を考える上でも、詩を作り文章を綴りたまえ。そうすれば、解決策にゆとりが出る。人間らしくなる。

かれは常にそう語った。また、

自分の眼で見、耳できかないことは、決して自分の意見として提出してはいけない。

というリアリズムを重んじた。かれ自身、日本国内に起こった諸問題に立ち向かう時に、

自分の眼で見、きいてこよう。きいてからでなければ、自分の意見を固めることはできない。

といって、日本国中旅をした。その地域は、実に青森県から九州諸地方にまで亘っている。

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【著者】 致知出版社 【発行周期】 日刊

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