韓国レーダー照射事件でわかった、日本を見くびる韓国の愚かさ

 

とはいえ、韓国軍は不祥事続きで事故も多発しています。12月4日には、朝鮮日報が「軍、これでよいのか」という記事を掲載して、韓国軍の訓練中に起こった迫撃砲の誤射を批判しました。これに対し、南北融和による安全保障体制の変化によって、軍部の弱体化や規律の乱れを指摘する声も出てきています。

韓国軍はこれでいいのか?味方部隊に迫撃砲弾落下、韓国ネットからも不安の声

そんな韓国軍が、挑発のために攻撃動作を行ったとして、いつ誤動作を引き起こしてしまってもおかしくありません。身の程知らずの火遊びほど、怖いものはありません。

韓国の歴代大統領のほとんどが、暗殺されたり逮捕されたり、自殺するなど、ろくな末路を辿らないことは、よく知られている事実です。朴槿恵も李明博も逮捕されました。

文在寅も同様の末路を迎えるのかどうかはわかりませんが、文在寅政権は前政権を崩壊に導いたうえで誕生したという、きわめて「易姓革命」に近い形で成立した左翼政権です。いわば「革命政権」ですから、いくら日韓が過去に約束し、協定や条約を結んでいても、すべて否定するのが「革命政権」というものです。

加えて、もともと日本を仮想敵国にしている韓国では、いずれ南北が共同して日本を攻撃するということを夢想する意見や小説が少なくありません。

その代表格といえるのが、1994年に韓国で出版されて250万部を超えるベストセラーとなった金辰明著の小説『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』です。その内容は、韓国を侵略しようとする日本に対して北朝鮮と韓国が同盟を組んで撃退、さらに東京、大阪などの5つの都市に核ミサイルを撃ち込むという話です。

核ミサイルは韓国人の温情によって無人島に当てられますが、日本は降伏し、多額の賠償金を支払い、竹島の領有権を放棄、韓国が対馬を植民地にすることが決まります。

荒唐無稽な内容ですが、このベストセラー小説は映画化もされて賞も受賞するなど、韓国人の心性にフィットしていることが伺えます。つまり、敵は北朝鮮ではなく日本であり、日本を懲らしめ、やっつけることが韓国人にとっての「正義」であり、ルサンチマンの解消だということなのです。

ちなみにムクゲというのは韓国の国花であり、この小説において「ムクゲの花が咲く」というのは、韓国が日本を攻撃し打ち負かすことを意味しています。

なお、日本統治時代以前の朝鮮半島は、はげ山だらけでした。燃料のためや、焼畑農業のために森林が伐採され尽くしたからであり、山々が無残な地肌を露呈していた様子は、イザベラ・バードら、李氏朝鮮時代末期に朝鮮半島を旅した西洋人たちの記録にも残っています。

新渡戸稲造は朝鮮半島を「枯死国」と呼んでいましたが、そのような朝鮮半島に植樹し緑を蘇らせたのが日本でした。現在の韓国で咲いているムクゲも、日本が再生させたものだと言われています。

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