子どもが本当にヤル気を出す「親から言われて嬉しい言葉」BEST10

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子育て中の親御さんは、子どもへの声かけに関して常に悩みを持っているようです。まずは、メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の著者で家庭教育のプロの柳川由紀さんが教えてくれる、「親から言われて嬉しいと感じる言葉」をしっかりと覚えることから始めてはいかがでしょうか。さらに今回は、子どもの成長とともに変わる親の心がけを示す「ネイティブ・アメリカンの子育て4訓」についても紹介しています。

親から言われて嬉しい言葉ベスト10

先日、「子どものやる気アップ講座」で「親から言われて嬉しい言葉」「親から言われて傷つく言葉」をご紹介したところ、

 「え?こんな言葉で傷つくの?」
 「やっぱりこの言葉が嬉しいんだ!」
 「なかなか言わない」
 「今日から伝えよう」

など、とても反響がありました。そこで今日は「親から言われて嬉しい言葉」を皆さまにシェアします。

1.よく頑張ったね
努力している過程を見ていてくれたんだ、という嬉しさ。

2.すごいね

3.ありがとう
自分は大したことをしたつもりがなくても、親が喜んでくれた、という思いがけない喜び。

4.おめでとう
認めてくれたという喜び。

5.良くやった

6.お帰り
帰ってきたときに安心する。

7.信頼してるよ
信じてくれているんだと自信が持てる

8.大好きだよ

9.楽しめば良いんだよ

10.ナイスチャレンジ!

9、10は、失敗して落ち込んだときに掛けてくれた言葉で気持ちが救われた。「ドンマイ」よりも元気になれた。

家庭教育アドバイス…「成長と共に変わるアプローチ」

「ネイティブ・アメリカンの子育て4訓」をご存知でしょうか?

  • 乳児は肌を離すな
  • 幼児は肌を離して手を離すな
  • 少年は手を離して目を離すな
  • 青年は目を離して心を離すな

子どもとの距離が離れるにつれて、子どもの意思を尊重するようにしなくてはならないことを示唆しています。

子どもの活動に、実際の目も、精神的な意味でも目を配ることができなくなるのが青年期です。それでも親は子どものことを大切に考えています。ですからそれを子どもに伝えることが必要です。

子どもの心に占める親の割合は、成長するにつれ、どんどん減っていきます。これは順調に成長している証拠です。

そして、親が子どもの心を離していないならば、例え、子どもが辛い思いをしたときでも、「親はどう思うだろう」「励ましてくれるかな」などと、親のことを思い浮かべてくれるでしょう。そういう親子関係を育みたいですね。

image by: miya227, shutterstock.com

家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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