そうやって続けているから上達もしますし、そうしたら次の効果が出るんです。それは、
● 高い道具だからこそ出せる違い
を味わえるようになるということです。
弘法筆を選ばずという格言がありますが、あれはウソっぱちで、空海だって最高の筆と紙と墨で書いた書の方が良い出来の作品になるに決まってます。というか、書道の練習をするとお師匠さんから、
● もっと良い筆と紙を使わないと上手になれませんよ
って言われますから。
上達するとはどういうことかというと、使っている道具ごとの個性の違いを味わったり、その違いを作品に投影できるようになるということです。
だから戦略として、出来うる限りの高い道具を手に入れるというのは、上達には効果が見込めるんですよ。
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