みなさんは花粉症の症状が出たとき、すぐに耳鼻科に行く派ですか?実はちょっとした視点の転換で、つらいこの時期でも楽に、そしてお得に過ごすことが可能です。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で科学者のくられさんが、市販薬の評価と病院を利用する際の裏技を紹介しています。
花粉症なら病院に行こう
花粉症シーズンですね。現在薬局にもアレジオンやクラリチンなどの、処方薬からOTCになった眠くなりにくい抗アレルギー剤が市販されています。しかし、処方薬のザイザル、タリオンといった強い効き目のものと比べるとやはり力及ばず…という感じもあり、セレスタミンのようなステロイド系の抗アレルギー薬も市販では同等のものはありません。
最近出てきた新顔には、ビラノア、ルパフィン、デザレックスなどがあり、1日1回で、眠気もかなり少なく評判も上々なようです。(ルパフィンは現在 製造工程に難があり商品には問題はないが回収中)さらに貼り薬のアレサガテープなるものも登場しています。
またナゾネックスやフルナーゼといったステロイド系のここぞというときの炎症を止めてくれる効き目の高い点鼻薬(鼻薬)も処方薬でしか手に入りません。
しかし、問題は今のシーズン、耳鼻科は地獄のように混んでいる…忙しい中何時間も待って…というので諦めていた貴方。別に処方だけなら内科でもぜんぜん問題ないのです。空いてそうな内科を受診してサクっと処方薬を出してもらうのがお得なのです!
花粉症は立派な保険適応範囲の病気です!気兼ねなく病院にいきましょう。
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