中国が黒幕。豪州の慰安婦像設置計画を日本人はどう阻止したか?

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人は耳を疑うような誤解をされると、撤回せねばという焦りから感情露わで攻撃的な態度をとる場合もありますが、政治活動においては国の関係を揺るがす致命傷になりかねません。今回、AJCN Inc.代表で公益財団法人モラロジー研究所研究員の山岡鉄秀さんは無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』で、2014年、「豪州慰安婦像設置計画」に遭遇した実体験を例に、淡々とした理詰め反論こそが情報戦に有利であると論じています。

「情報戦」では感情に流されず、淡々と理を説くべし

全世界のアメ通読者の皆様、山岡鉄秀です。

オーストラリア最大の都市シドニー郊外にある人口約四万人の町、ストラスフィールド。その駅前の公有地に「慰安婦像」が建てられようとしていた。2014年のことである。

ストラスフィールドは、中国韓国系移民が人口の約3割1万人を超える対する日本人は子供を含めても70人ほどだった。

慰安婦像設置をたくらんだ仕掛け人は、毎度のことながら韓国人かと思いきや、実は中国人だった。在豪韓国人をけしかけて、「日本の戦争犯罪を糾弾する中韓連合」(Austral China Korea Alliance against Japanese War Crime)という反日団体が結成された。

韓国人の反日感情が異様なほど強いことは、みなさんもご存じだろう。しかし普通に、平和に暮らしていれば反日運動が自発的に起こることはあまりない。各人が自分の生活を第一に考えているため、騒ぎを起こそうとはしないのだ。こうした反日運動が自然発生的に起こるとは非常に考えにくく、実際には工作員が関わっているケースがほとんどである。

ストラスフィールドの慰安婦像設置の動きも、中国共産党からの指令により、中国人主導で韓国人の反日感情を利用した運動であることは、疑う余地がなかった。

当時、オーストラリアに永住して企業で働いていた私は、日本人やオーストラリア人の仲間たちとともに「反日」勢力と戦い続け、市議会での慰安婦像設置議案を全面否決にまで持ち込んだ。

この「事件」で、初めて政治的シチュエーションの中に身を置くことになったのだが、その動機は、「日本を貶めるようなことは許せない」という気持ちはもとより、やはり現地で困って怯えている日本人のお母さんたちの存在だった。「彼女たちを見て見ぬふりをしたら、その後、自分はもう何も言えない」というのが正直な気持ちだった。

どういう戦いをしていったのか、詳しくは『日本よ、もう謝るな!』(飛鳥新社)にも書いたが、ここでその経緯をざっと述べておこうと思う。

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