頑張ってきたピアノをやめるより、まずやめるべき「自己否定」

 

家庭教育アドバイス…「自己肯定感を下げるのは自分」

自分にもっと自信を持ちたいと言う人は、もっと良い環境で働けたら、この資格を手に入れたら、年収が増えたら、そうすればもっと自分に自信を持てるだろう、と無い物ねだりをします。けれども、既にその時点で自分自身を否定していることに気づいていません。

自分で気づかないうちに自己否定しているのですから、自己肯定感が育たないのも無理はありません。自己肯定感を自ら下げてしまっています。

このような方の場合、良い環境で働いても、資格を取っても、年収が増えても、結局同じように無い物ねだりをして自分自身を否定し続けるために、いつまで経っても自己肯定感は低いのです。

周りから見たら、充分に素晴らしい人なのに、自己否定してしまうのは自己肯定感が低いからです。自分にダメ出しをするのを辞めましょう。自分を認めることです。

人からの評価を気にしている限り、なかなか自己肯定感は高まりませんし、自分を認めることもできません。今のあなたを認め、楽しむことが、自己肯定感を上げる第一歩になるのです。

image by: Purino, shutterstock.com

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家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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