好きでないことでも、やると決めたのならやり切らなきゃならないんだよな、と気付いたのはずいぶん後になってからですね。それが簡単か、大変か?と訊かれたらそりゃ大変ですよ。だからやったら、やり切ったら良いことがあるわけですから。
私の場合、それを仕事で体験した最初の時って、逃げたくても逃げられない状況で、日々のやらなきゃならない仕事に流されて、押され続けている間に知らぬ間にゴールに辿り着いていたという感じでした。当時は体力があったので、月に200時間くらいの残業でも壊れなかったんですよね、身体もこころも。そんな働き方を推奨するつもりは全く無いんですが、この経験があったから、
● 何かをやり切るのって楽しいモノだなぁ
と思えるようになったんです。こういうのを体力が効く若いウチに一度やれた人って(もちろんそれで心療内科のお世話になったらシャレになりませんから、オススメはしませんが)、成功者の中には多いんですよ。人間ってここまでやっても死なないのね、ってことが分かると色々な場面で強気になれますから。昨今ではそれを他者に押しつけるとブラック企業って言われてしまうわけですが、成功の実態って極限までの努力という要素が、多分に含まれていると思うんですよね。
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