グッバイ罪悪感。深夜しか営業しない中華料理屋が大繁盛する理由

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多くの個人経営の飲食店は、あまり深夜営業を行いません。しかし、それを逆手にとって深夜の4時間のみ開店する中華料理屋があり、しかも繁盛しているとのこと。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では著者で人気コンサルタントの佐藤きよあきさんが、深夜の中華屋に人が集まる理由を考察しています。

深夜4時間しか営業しない中華料理店に、なぜ、人は集まるのか?

営業時間、午後9時~午前1時。深夜の4時間のみお店を開ける中華料理店があります。酒呑み客を相手にしているのではなく、食事としての中華料理をしっかりと食べてもらうお店です。なぜ、昼でもなく、夜でもなく、深夜なのでしょうか。

残業で遅くなって、晩飯を食べていない人。遊んだ帰りで、小腹が空いた人。夜勤に備えて、腹ごしらえする人。そんな人たちが集まって来るのです。

住宅街なので、深夜には灯りも少なく、辺りは真っ暗。そのお店だけが明るく輝いており、暗い道を歩いてくると、ホッと安心する場所となっているのです。

明るさに心を解きほぐされた瞬間、美味しい匂いが漂ってきます。もう、入らずにはいられないのです。

中に入れば、深夜にも関わらず、席は8割ほど埋まっています。人気のない暗い通りを歩いてきた人は、緊張がほぐれ、まだ食べてもないのに、店に愛着を感じてしまいます。

このお店は温かいのです。

深夜営業ながら、ラーメンや定食の種類が豊富で、がっつりと食べられます。

寝る前に腹一杯食べるのは、身体のためには良くありません。罪悪感さえ持ってしまいます。しかし、このお店はそのことを忘れさせてくれます。明るい光で、店内はまるで昼時。お客さまの多さもそう感じさせる要因となっています。

お腹を空かせた人には、まさに天国。美味しそうなメニューに、冷静ではいられません。

深夜のみの営業は、ライバルがほとんどいません。また、どんな時間帯にもお腹を空かせた人はいます。明かりを灯すだけで、人びとは集まって来るのです。

image by: Jay.Phuc Photography / Shutterstock.com

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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