スライドの作り方と話し方
スライドを見せながら話をする場合、そのスライドの作り方を間違えている方をよく見かけます。
例えば、1枚のスライドの中に、これでもかというくらいに情報を詰め込んであるスライドを見たことはありませんか。離れたところにいる参加者には、文字も図表もよく見えません。
そればかりか、話し手はその内容を全部説明しようとしますが、いったいどの部分を説明しているのかよく分かりません。せっかく苦労をして作ったスライドなのに、そのために話が伝わりにくくなります。
1枚のスライドに表す文字は「10~20文字」で良いです。簡潔に内容を表現します。それに基づいて説明をしていくのが話し手の役目です。
必要ならば、スライドの数を増やしても構いません。聞き手に分かりやすいスライドを作ることで伝わりやすくなります。
そして、スライドには図表やグラフを示すことがあるでしょう。これも、いかに簡潔で分かりやすいものにするかがポイントです。分かりやすい他者のプレゼンの図表やグラフを研究して参考にしましょう。
さて、3つめのコツは「話し方」です。伝わりやすくするには、声の出し方や活舌をよくする練習も必要かもしれません、
それはともかくとして、すぐにでも出来る伝わりやすい話し方のポイントがあります。それは、
- 「あのー」とか「えー」といった、つなぎ言葉をなくす
- 意識をして話に「間」を入れる
- 聞き手の目を見ながら話す
ということです。この3つのことを心がけるだけで、話が伝わりやすくなります。
いかがでしょうか、「話の構成」「スライドの作り方」「話し方」のコツはお分かりになったでしょうか。ぜひ、実行してみてください。
■今日のツボ■
- 話の構成順序を守ると、話が伝わりやすくなる
- 1枚のスライドは簡潔な内容で表現すると伝わりやすい
- 伝わりやすい話し方をするには、3つのことを心がける
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