被害2000億円の悪質な「無断キャンセル」何が飲食店を救うのか?

2019.06.12
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※画像はイメージです
 

報告書によると、No showが飲食業界全体に与えている被害は年間で約2,000億円にも及ぶとしている。さらに通常の予約のうち、1日前2日前に生じるキャンセルを加えるとその発生率は6%を超え、被害額は1.6兆円におよぶと推計されている。

店としては、キャンセルは困るが、前向きな集客は図りたい。消費者は、大人数の宴会でもスムーズに予約して気持ちよく利用したい。そんな双方のニーズを両立させるサービスがじわじわと人気を集めている。

そのひとつ「ビスポ!」という日本最大規模の即時予約ネットワークが注目されている。ビスポ!は2018年8月にLINE Venturesやサッカー本田圭佑選手の個人ファンドから出資を受けて誕生したシステムだ。

【参考】● ビスポ!

使い方はいたってシンプルで、LINEアカウント上で希望の条件や予約日時、ジャンルなどを飲食店にリクエストすると、予約の希望日時に空席を持っている飲食店だけに通知され即座に飲食店とユーザーをマッチングしてくれる。最大48人まで予約が可能で、会社の歓送迎会など大人数、団体の予約にも対応できる。複数店舗に仮予約を入れる必要がないため、キャンセル忘れに起因するNo showを避けることができる

このサービス、スタート当初はユーザーから予約が入った場合に、飲食店に費用を請求するサービスだったが、2月中旬以降は完全無料となった。この結果、サービスに参加する店舗数が飛躍的に拡大し。都内だけで約1,000店舗に達しユーザーも3万人を超えたという。広告や各種プロモーションなどでの収益があるため、無料サービスが可能なビジネスモデルになっている。

操作が簡単で、いまや老若男女問わず利用者の多いLINEだけに、飲食店側には集客に活用でき、メリットが大きい。利用者の側も、LINEのチャット形式で簡単に予約できるというユーザーフレンドリーの仕組みがうけている。

ビスポ!は「2019年内中に全国展開し、2020年には参加店舗1万店ユーザー数100万人を目指す」としている。今年3月からは実名グルメサービスRettyと提携し、利用者が飲食店に関するレビューを参照できるようにもなった。

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