被害2000億円の悪質な「無断キャンセル」何が飲食店を救うのか?

2019.06.12
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※画像はイメージです
 

一方で、急な仕事や病気、けがなどやむをえない事情によってキャンセルしなければならない場合もある。そうした場合に飲食店側と消費者側の双方にうれしい別のサービスもある。

クレジットカード大手のダイナースクラブ、LINE、レストラン予約・決済代行のポケットコンシェルジュが連携したサービス「ごひいき予約」だ。直前のキャンセルから生じる飲食店の機会ロスを救済する一方、人気店の直前キャンセルを把握して、普段はなかなか予約がとれない人気店に行きたい客のニーズをマッチさせる会員制サービスである。直前キャンセルという突然のピンチを希望客に周知することで来店機会につなげるというチャンスに変える仕掛けを作り上げた。現在はいわゆる人気店とされる現在約70の店舗が参加している。

飲食業界は日々、多くの人が利用する一方で、集客やキャンセル、店舗評価など基本的な部分をめぐっては、昔ながらの流儀や方法をなかなか変えられないケースも多かった。しかし、IT技術の発展で、そうしたアナログの部分にもテクノロジーを導入することでソリューションを見つけることができるようになっている。飲食店検索で出た上位の店が必ずしも消費者のニーズにあったものでないことは、多くの人が経験的に感じていることである。

真の消費者ニーズにあった隠れた優良店を見出し、店と客の双方が満足できるような仕組み作りは今後も模索が続きそうだ

image by: Wuttisit Somtui / Shutterstock.com

本郷香奈

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