山肌を埋める1万本の紫陽花。京都西山の穴場、善峯寺の道を征く

 

このあじさい苑のあった場所は善峯寺を開いた源算上人が写経のための墨をすったとされる湧き水白山名水のあった場所と伝わります。この場所からは京都市内の眺望が素晴らしいのでたまに遠くの方に目をやって下さいね。かつては杉が繁っていたそうですが、桜と紫陽花を植え、現在の姿に整備されそれぞれの名所となったとのことです。

善峯寺の紫陽花の見頃は例年6月中旬から下旬です。山合いの場所なので、市街地よりは少し開花が遅いです。

脚に自信のない方には高低差の多い善峯寺はちょっと辛いかもしれません。でもこの高低差が絶景を生む要因のひとつかも知れません。

あじさい苑は約3万坪あります善峯寺の境内の中腹くらいに位置しています。体力に自信のある方は更に山の上を目指してみて下さい。1周1時間程かけて回れる回遊式庭園にもなっています。京都のお寺らしい撮影ポイントもあるので境内をくまなくめぐってみてはいかがでしょうか?

image by: 京都 西山 善峯寺 - Home | Facebook

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【著者】 英学(はなぶさ がく) 【発行周期】 ほぼ週刊

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