トランプが「日米安保の破棄」にオフレコで言及した本当の理由

 

日本が「軍事の自立」をはたすために

RPEの読者さんの中には、「憲法9条さえあれば日本は安全です」なんて考えている人はいないでしょう。「できれば自分の国は自分で守れるようにしたいな~」と考えておられる方も多いのでは?

軍事の自立」という目標はいいのですが、「達成の仕方も大事です。もし日本が今、「日本は軍事の自立をめざしまあす!」と宣言したらどうなるでしょうか?騒ぐのは、中国、韓国だけではありません。「東京裁判史観」をつくり、日本に「自虐史観」をうえつけた張本人アメリカも大いに警戒します。

そうなると、アメリカは、いわゆる戦勝国であるイギリス、フランスと組み、中国、ロシアと和解して日本を叩きつぶすでしょう。

しかし、トランプ自身が、「日米安保は片務的で不公平だ!」というのなら、双務条約にすればいいのです(安保法で、少し双務的になりましたが)。

つまり、日本が攻められたら、アメリカは日本を守る。アメリカが攻められたら、日本はアメリカを守る。これが普通です。こうなれば、日本は、アメリカのお墨つきを得て、軍備を増強できる。「アメリカのためですといいながら、抵抗なく、ちゃっかり「軍事の自立にむかっていくことができる。

今回のブルームバーグの記事あまり深刻に考える必要はありません。しかし、アメリカの力は衰えてきています。日本はアメリカの衰退分を補う形で軍事の自立に近づいていきましょう。

その一方で、将来アメリカ、中国に並ぶ超大国になることが確実なインドとの関係を強化していく必要があるでしょう。

image by: 首相官邸 - Home | Facebook

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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