そして不思議なことに、おカネに余裕が無い人ほど、目先の、今のためのことにおカネを使うんですね。先日読んだ記事で、貧困層の人ほど安い外食、割引きになった惣菜、コンビニの弁当に食生活を頼る傾向があるみたいなことが書かれていて、どうやっても自炊の方が安上がりなのになんでだろうと思ったわけです。そうしたら自炊をするための最初の資金が無い、つまり調理器具や調味料などを買うことが出来ないということなんですね。これこそまさに未来のためにおカネを使うわけで、ここは無理をしても、少しずつでもどうにかしなきゃダメなところだと思うんですよ。
それなのにそれをせずに、発泡酒や格安の焼酎を買ってしまうんですね。ま、かつての私も同じでしたけど。
おカネ持ちになりたければ、優先順位として未来のためにおカネを使うということを最上位にしなきゃなりませんし、そうするためには自分が今使うおカネが、どの時制に効いてくるのかを考える必要があるんです。ここは是非考えていただきたいところなんですよね。
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