「政治家に相談すべきだが、誰に相談したものか?」と思案すると、知人が「それなら山谷えり子先生でしょう」とアドバイスしてくれました。そこで「あ、山谷先生の秘書さんには以前お会いしたことがあったな」と思い出し、連絡してみると、幸運にも覚えていてくれて、陳情書を提出することになりました。そして自民党拉致対策本部で話し合われることになり、さらに多くの人が関与する。その動きを見て、支援してくれる人も現れる。壁面の看板については横浜市も関わるようになる…もうここまで来ると、蝶の羽ばたきが風になっています。
何事もひとりで成せることはありません。大勢の人が感応し、共通する目標に向かって行動を起こし、その動きが流れ(stream)となったときに、初めて物事が動くのです。しかし、それも、最初の蝶の羽ばたきがなかったら、実現しなかったことでしょう。
今、日本中で蝶の羽が震えています。それらが作り出すわずかな空気の流れを風に変えていくこと。それができれば、光が見えてくるはずです。「蝶の羽ばたきが竜巻を起こすわけがないじゃないか」と一笑に付す人もいるでしょう。しかし、そういう人は、ウルトラマンのような異星人のスーパーヒーローが日本と世界を救ってくれるのを待ち続けることになるでしょう。
残念ながら、日本は戦後最大の国難に国力低下の局面で遭遇してしまいました。楽観的な予想は全く成り立ちません。私たち一般有権者にできることは、「バタフライ効果」を信じて、羽を振るわせ続けること。それしかないと思います。
そして「日本エア野党の会」はひとつでも多くの風を作り出すことを目標としています。
山岡鉄秀 Twitter:https://twitter.com/jcn92977110