れいわ新選組の山本太郎の演説は、なぜ聴衆の心を揺さぶるのか?

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自分の気持ちや欲求や意志といった自分の心を基準に判断、選択、そして行動する「自分中心心理学」を提唱するメルマガ著者・石原加受子さんが、参院選の候補者の演説にみる、人の心に響くスピーチについて分析されています。

相手の心に響く演説の仕方とは

7月21日は参議院議員通常選挙です。(2019年7月14日現在)いま、選挙演説、真っ盛りです。相手の心に響く演説、相手の心に届く演説があります。個人的には、たつみコータローさんの語り口が好きで、絶品だと思います。元・文部科学官僚の前川喜平さんも、非常に好感を持てました。リラックスした雰囲気のときのほうが言葉に詰まることがままあって、他者に言質を取られまいとする意識が働くと、余計ミスなく、そつなく端的に話をされます。心が正直な方だと思います。

山本太郎さんも「素晴らしい」と絶賛されます。とりわけ、政見放送では、いつもの多少エキセントリックな雰囲気とは違って、ほどよく冷静で、内容もより具体的で秀逸でした

 

 
 
 
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山本さんの、決してエキセントリックな言い方が嫌いなわけではありません。逆にあの、悲壮感漂う“心からの叫び”に心が痛んで仕方が無かったのです。四面楚歌のような気分で、実際に、立ち上げのときはまったく一人だったし、一人であっても、もう後ろにも前にも進めないような切羽詰まった状況だったし、その心境だったのでしょうから、無理もありません。

でも、無意識の視点から言うと、その「どうにもならない」という必死な思いが伝わってきすぎて、そう信じて叫べば叫ぶほど、孤立無援の現実を創り出す……。それが予測できるから、いっそう、見ていて、見ているほうも共鳴現象で同じ心境になってしまい、とても辛くなってしまうのでした。実際に、そんな悲壮な思いで訴え続けていれば、心がもちません。素晴らしいことを主張されているのですから、絶対に潰れてほしくない。だから、もっとトーンを落としてよ。選挙前から、そんな気持ちを抱きながら、彼の街頭演説を聞いていました。

でも幸い、彼に仲間ができてからは、“心の重さ”が軽くなってきたようです。寄付金も3億円を超えたようです。彼の心の訴えが、聴衆の心を捉えたのです。彼がこうなってようやく、彼を嘲笑していた人たちも、無視できなくなってきたようです。彼の発する言葉が相手の心に届く相手の魂を揺さぶる

どうして、そんな表現ができるのか。「私には、とてもできない」「心の思いは負けないけれども、それを人に向かってどうやって表現していけばいいか、わからない」そう思う人も少なくないでしょう。けれども、意外とそうではありません。相手の心に届く言い方ができる人たちの共通点。それが、「自分表現」です。

「自分表現」の公式は、自分の気持ち + 意志」 です。

自分の気持ちを言葉で表現するスキルを高める。自分の意志を持つ(言いたいことの目的をしっかりと踏まえる)。そのための「具体性」に焦点を当てる。

例えば、

(自分の思い)消費税を撤廃したい。自分が疑問に思ったのは、消費税が、国民のために使われていない。使途不明。
(意志)そのために消費税の撤廃を訴える。
(具体性)では、その消費税に変わるお金は、どこから捻出するか。

といった具合です。

相手に意識を向けて、相手を誹謗中傷する必要はありません。他者を誹謗中傷しないので、相手から反撃されたり揚げ足を取られたりする可能性も低くなります。仮にそう言われたとしても、「私の試算では、充分に可能です」と返せばいいだけです。「自分中心」は、人のことよりも、自分に関心を抱きます。自分に関心を抱いて、自分の心に気づいていれば、それを、そのまま言葉にするだけでいいのです。

 

 
 
 
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image by: Nesnad [CC BY 4.0], via Wikimedia Commons

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