夫の実家に里帰りする妻の苦労にくらべ、あまり語られることのない「逆」のケースですが、そこは夫とて同じこと、妻の実家ではやはり苦労をしているものです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんな夫に「義理の実家」で快適に過ごしてもらうための工夫について、具体的なシーンを想定しながらわかりやすくレクチャーしています。
ツマ実家
さて、本日はなかなか慣れない場所のお話。
そろそろ夏休みの予定を考える時期ですね!……って、場所によっては、もう遅いのかしら?( ̄∇ ̄)
夏休みには、ギリ実家へ帰省する方もいますよね。それはもちろん
- ツマにとって、オット実家
- オットにとって、ツマ実家
です。ツマがオット実家に帰省する話はよくありましたが、最近の悩みとしてオットがツマ実家に帰省するパターンも増えているようなんですね。…まあ、ギリ実家の常として
- 実子は寛ぎまくり
- 義理子はキンチョーしまくる
という構図はいずれの場合でも変わらないようです。なので、オットがツマ実家に帰省する場合、キーマンは間違いなく
- ツマ
です。ツマの親でもオットでもありません。これは、嫁姑問題のときのキーマンがオットであることと全く同じです。
だって、ツマ故に、このキーマン故に
- 真っ赤なタニンが
食卓を囲んでいたりするんですよ。ツマの親とオットなんて、たーーーだのタニンですから。オットの親とツマがそうであるように。
そうだとするなら、そのタニンが不快な思いをせずに、一緒の時間を過ごせるようにフォローしてあげるのが
- キーマンの役割
でしょう。
ツマ実家に帰省する場合、つまり実子であるツマが気をつけるべきなのは、特に
- 母親と話しこまない
ことです。女三人集まればカシマシイなどといいますが、二人だってヤカマシイと思うんですよ、十分(*゚∀゚*)。
まあね、つい話しこんじゃうのも分かるんですけどね。
でも、複数人数がいるときに一部の人だけ話しこんで盛り上がる、あの内輪ウケと配慮の欠片もナイ様子……周囲は
- ツッマンナイ(´ー`;)
ですよね~。そこに血の繋がりが絡めば、もはやツマラナイでは済まず、
- ハリのムシロ
を感じてしまうかも。ま、この逆のパターンも似ていますからね。キーマン・ツマは、アウェーオットをフォローしてあげてください。
- 入りやすそうな話題をふる
- 親戚の名前や地元の地名などは説明する
- オットが登場しない昔話や思い出話をしない
などは是非やってあげてください。
もうひとつ。
- 父親とオットを比べないこと
です。ふとした会話のはずみで
- お父さんは●●●してくれたのに…
- お父さんは×××なのに…
というヤツです。人と比べられるのは誰だってイヤです。とりわけ男性は他の男性と比べられるのを嫌うそうですから。
そろそろ実家帰省の予定を立てるころ。ギリ実家で気をつけなくてはならないことは同じ。ツマ実家にも気負わず行ってみましょうね。
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