なお、アプリを使って手軽に手紙を作成して送れるサービスもあり、例えば、Feltはスマホを使って指で手書きのメッセージも入れることができる。
実際に受け取る手紙には送り主の手書きのメッセージが印刷される。似たようなサービスにPostableというものもある。
より特別なデザインの特別な手紙ということで手紙自体の価格は高くなっているということだが、特別な手紙じゃないと贈る意味がないので売れなくなってきているとも言えるかもしれない。
ご参考: ● Greeting Cards Are Still A Thing In The Digital Age. Thanks, Millennials
日本よりもアメリカではバレンタインに限らずクリスマスなどのホリデーや誕生日、昇進、卒業祝い、病気の人への応援の手紙など様々な機会で手紙を送り合う習慣があったが、SNSが普及したからこそ、より特別なものにしようという動きがあるようだ。
ちなみに、特別な手紙のスタートアップ企業のLovepopは累計投資額2,100万ドル超と注目の企業の1つ。ニューヨークの小売店でLovepopを取り扱うお店もあったが、ハドソン・ヤードのショップにニューヨーク初となる直営店をオープンし賑わっている。
ご参考: ● Lovepop ● Lovepop brings magical moments to Hudson Yards’ Floor of Discovery
他にもブログで過去にご紹介したお寿司カードなんかも。
ご参考: ● I love you more than sushi お寿司よりも愛してる!??
また紙専門店も。
ご参考: ● NYで「紙屋さん」と言えばココ、「ペーパー・プレゼンテーション」 Paper Presentation
アメリカではまだまだ手紙を書くニーズがあり、機会あるごとに手紙を贈っているが、けっこう喜ばれるし、逆に受け取った手紙はしばらく部屋に飾ったりする。
日米でいろいろ違いはあるが、高級和紙で作った特別な手紙とか作ってアメリカで売り出したらそれなりに人気が出るのかも?
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