与え続けることができる人は「成功」と「大損」の間で生きている

shutterstock_491046163
 

人間は、与え続ける「ギバー」、奪い続ける「テイカー」、与えられた分だけ返す「マッチャー」のいずれかに分類されるという説をご存知でしょうか。提唱者によると、10人に1人以上は奪い続けることに罪悪感を感じない「テイカー」が存在するのだとか。外資系企業で活躍し、ビジネスマンに役立つマインドセットを伝授している澤円(さわ まどか)さんはメルマガ『澤円の「自分バージョンアップ術」』で、自身が体験した「テイカー」とのやり取りを紹介したうえで、大きな成功を手にすることができる「ギバー」になるための方法を記しています。

「与え続ける人と奪い続ける人」を隔てる壁

皆さんこんにちは、澤円(さわまどか)です。

皆さんは「アダム・グラント」という方をご存知でしょうか?

あるいは「ギバー・テイカー・マッチャー」という人の3分類を聞いたことはありますか?

アダム・グラントさんは、世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少で終身教授に就任した、とんでもない輝かしいキャリアの方です。

ペンシルバニア大学はアメリカの大学の中でも名門中の名門、その大学の終身教授っていうんですからとんでもない方ですね。

そのアダム先生によれば(or提唱するのは)「人間はギバー』『テイカー』『マッチャーのいずれかに分類される」というものです。

簡単に説明すると

  • ギバー=与え続ける人
  • テイカー=奪い続ける人
  • マッチャー=与えられた分だけ返す人

ということになります。

それも、人はどれか一つにだけ属するのではなく、場面によってそれぞれ使い分けることもあるそうです。

確かに、自分がギブする側に回ることもあれば、テイクが中心になることもありますよね。

ちなみに、割合としては以下のようになるそうです。

  • ギバー=25%
  • マッチャー=56%
  • テイカー=16%

一番メジャーな存在はマッチャーなんですね。

なんとなくこれは分かります。

一方的に何かを受け取って返さなくても平気、というのはそれほど多くない印象がありますね。

でも、10人に1人以上は奪い続けることに罪悪感を感じないという鋼の心を持っているとアダム先生は語っています。

みなさんの周りはどんな割合ですか?

print
いま読まれてます

  • 与え続けることができる人は「成功」と「大損」の間で生きている
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け