目的達成のため「協働する組織」で求められる個々人の資質とは

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仕事やミッションに取り組む際、個人ではなくチームであたることが増えてきました。当然、個人で動くのとは仕事の進め方も異なり、リーダー、メンバーともに組織人としての役割が求められます。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では、著者の石丸智信さんが聴講されたセミナーで得られた知見から、「協働」という概念について考察しています。

協働するチームとは

以前、企業の管理者をはじめ、職場のリーダーを対象とした研修を聴講しました。その研修では、リーダーシップやコーチング、コミュニケーションなどのテーマが取り上げられていました。

その中でとりわけ印象に残ったのは、チームとして大切なテーマである「協働」でした。普段、あまり耳慣れない言葉ですが、辞書で調べてみると、同じ目的のために対等の立場で協力して共に働くこと、とありました。

興味深いテーマでしたので、本号では、研修の中で取り上げられていた「協働」について考察していきたいと思います。

協働とは、複数の主体が、何らかの目標を共有し、ともに力を合わせて活動することであり、コラボレーションパートナーシップとも言われています。そして、「協働の概念を構成する要素として5つ挙げられていて、下記の通りです。

  1. 各主体が共有できる目標の設定
  2. お互いに自主性・自律性を確保し、他の主体から支配されない
  3. 目標が効率・効果的に達成されるように各主体は能力や資源を互いに補完し、相乗効果によるより大きな、そして新たな成果を生み出す
  4. 複数主体の協働による目標達成活動であることから、関わる主体は成果に対してもそれ相応の責任を有する
  5. 協働する主体は能力、資源、ノウハウ、規模、特技などにおいてそれぞれであり、考え方や取り組み方も異なるが、その異なる点をお互いが尊重していけば共有目標の達成も効率的・効果的になる

協働するチームが持っている要素を組み合わせることによって、特徴を持つ4つの集団・チームができます。

  1. 個々のメンバーが自律的・主体的/メンバー同士の繋がりが弱い――「一匹狼の集まり」
  2. 個々のメンバーが自律的・主体的/メンバー同士の繋がりが強い――「協働するチーム」
  3. 個々のメンバーが依存的・従属的/メンバー同士の繋がりが弱い――「烏合の衆」
  4. 個々のメンバーが依存的・従属的/メンバー同士の繋がりが強い――「なれ合いの集団」

協働するチームを創るためのリーダーとしての役割としては、3つ挙げられていました。

  1. メンバーの自立性・主体性を引き出す
  2. メンバー全員の目指す方向をそろえる
  3. メンバーとメンバーをつなげる

ここまで、聴講した研修の中で取り上げられたテーマである「協働」について考察しました。これからは、組織チームの中でメンバー一人ひとりが協働するだけではなく組織同士チーム同士が協働することも重要だと感じます。

そして、お互いの利害関係のみで協働しようとするのではなく、やはり、協働することによってどこを目指すのかという理念目的などといったものを明確にするとともにしっかりと共有することが、協働することによる効果をより大きくするためにも必要ではないでしょうか。

まさに、これからの組織・チームは、一匹狼の集団でも、烏合の衆でも、なれ合いの集団でもなく、協働する組織チームとなることが求められてくるのでしょうね。そのためにも、一人ひとりが自立自律型人財へと成長していくことが大切になってきますね。

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【著者】 いしまるとものぶ 【発行周期】 週刊

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