ビールしか無いのにビールも無い。戦慄のラグビーW杯観戦レポート

2019.09.24
by ニシム(MAG2 NEWS編集部)
 

どこでも誰とでも、ビール片手にスポーツ談義

試合がおわると大勢が一度に帰路につきます。通常、日本国内のスポーツイベントだと、大抵は電車やシャトルバスの乗り場に急ぐものですが、外国人観光客はみなまっすぐ帰ることなく、スタジアム内のビール売り場前や、駅前のコンビニ・スポーツバーなどあちこちに集まっては、引き続きビールを飲み続けていました。駅前の人だかりは試合前の3倍以上に膨れ上がっていました。

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スポーツバー前には、店に入りきらない人々が歩道上で飲んでいました。警察官が歩道の通行を維持しようと注意を繰り返していましたが、言葉も通じないこともあってか効果はほぼないようでした。時々あちこちで、Nice to meet you. と聞こえてきました。初対面の相手とでも、気軽に試合を話題におしゃべりして楽しむのが、彼らの観戦スタイルのようです。

とにかく何かを食べて空腹を満たそうとコンビニに入ると、レジスタッフが放心状態でレジ奥の壁にもたれているのが見えました。どれくらいのビールが売れたのか、様子を聞いてみると、「同じ人が何度も来て、毎回4本くらいまとめて買っていくんです。明日の分の在庫もすべてなくなってしまいました」と、疲れた様子で話されました。

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店内奥のビール売り場へ行くと、ビールはすべて売り切れ冷蔵庫は空っぽ。ハイボールもほぼ売り切れていました。なぜか発泡酒は売れ残っていました。

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