ビールしか無いのにビールも無い。戦慄のラグビーW杯観戦レポート

2019.09.24
by ニシム(MAG2 NEWS編集部)
 

3日目、ビール消費量はさらにエスカレート

3日目、新横浜国際競技場では、当日時点で世界ランク1位のアイルランドと、7位のスコットランドが対戦するという注目のゲームが開催されました。この2チームは、日本と同じ予選組のため、この試合の行方は日本ファンにも大変気になるところです。よって2日目よりも日本人客が多いかと思ったのですが、その予想は大きく外れ、駅前からの歩道はアイルランドチームの緑色のユニフォームと紺色のユニフォームやキルトスカートをまとったスコットランド人で埋め尽くされました

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彼らの異常なほどのビール消費量に応えるべく、コンビニには大量のビールが入荷されていました。試合までまだ数時間あるにもかかわらず、すでに路上には酔ったアイルランド人(とスコットランド人)が大挙して酒盛りを始めていました。

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コンビニレジスタッフの方の話では、彼らは午前中から集まり始め、長時間飲み続けているようでした。そのせいか、盛り上がりは昨日以上で、国歌を歌い始めたり、車道に巨大な国旗を掲げて歩いたり、ラグビーのラインアウトさながらのリフティングを始めたり、路上スクラムを組み始めたりと、制止する大勢の警察の注意もむなしく騒ぎはエスカレートする一方でした。もし、ここで暴動が起きても、誰も止められないのではないかという怖さをうっすら感じ、彼らを空腹のままスタジアムに収容して本当に大丈夫なのだろうかと心配にもなりました。

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入場ゲートには没収された大量の空きカン

3日目も入場ゲートはスムーズに通過できました。没収される前に飲み終えた空きカンとペットボトルが山のように積まれ、その量は昨日よりもはるかに多いようでした。歩きながらゲートに到着した人が多かったということでしょうか。そしてスタジアム横のハイネケン(だけ)売り場は今日も緑色の大行列に。

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