「子供のくせに」が個を潰す。コミュ力の高い人間を育てる方法

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独自性や共感性が求められるプレゼンテーション。こうしたシーンでは、日本人よりも欧米諸国のビジネスパーソンが圧倒的な「強さ」を見せることが多いようですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では著者の石丸智信さんが、欧米と日本の子育て環境の違いを解説した上で、これからの世の中は「他者が共感するストーリーを表現するスキル」が重要だと記しています。

その意見、考えは、自分のものですか

関わる物事などに対して、自分自身の想いや考え意見などを持って、それを発言発信しているでしょうか。

経営者などのトップリーダーが参加する研修などでも、自らの想いなどを明確にして、それを周りに発言、発信していくことの大切さについて取り上げられます。私自身もそうですが、年齢などに関係なく、自分の意見や考えなどを持っていたとしても、それを発言、発信することは、なかなか難しいこともあります。

自立・自律型人財へと成長していく上では、やはり、自分の意見、考えなどを持つことは、とても大切なことだと思います。そして、周りの人たちに、すぐには認められなくても、勇気を持って発言発信できる力が必要ではないでしょうか。

本号では、自らの想いなどを持って、発言、発信していくことについて考察していきたいと思います。

欧米諸国のビジネスパーソンなどのプレゼンテーションが上手だ、と言われることがあります。その要因のひとつとして、欧米諸国では、小学校に入学する前から、家庭などにおいて、子どもたちに対して、「あなたはどう思うの?」「あなたの意見を聞かせてなどと繰り返し聞いて育てる、ということが挙げられることがあります。

欧米の親御さんをはじめとした大人たちは、子どもたちが自分の考え、意見などを持つことを望んでいるように思います。そして、子どもたちの意見などが、大人たちが考える意見などと相反していても、子どもたちが自分はこう思うこう考えると自己主張することを成長の証として、大喜びするそうです。

欧米社会の中では、「スピーチプレゼンテーションは命である」といった趣旨の考え方が浸透されているのかもしれませんね。

これからますます進展していく情報化社会、コミュニケーション社会においては、誰も「みんなと同じ意見を期待したりはしないし、むしろ、自分の意見考えなどを持たないことのほうが厳しいと見ているとも言えるのではないでしょうか。

昔のアメリカ先住民族の社会では、年を重ねた人の意見と同様に、まだ、幼い子どもたちや経験の少ない若い人たちの意見も重要なものとして敬われていたそうです。彼らの社会ではそれを「新しい目の知恵」と呼んでいたそうです。

では、一般的な日本社会の傾向はどうでしょうか。

年齢や経験などを重ねた人たちの意見が、尊重される傾向にあるのではないでしょうか。逆に、まだ幼かったり、ほとんど経験がない若い人たちの意見考えなどはあまり重要視されない傾向にあるかもしれません。

例えば、子どもたちが意見、考えを発言、発信すると、「子どものくせに」「生意気をいうな」などと、言われることもあるのではないかと思います。しかし、実は、その子どもたちの意見、考えなどには、大人が考えつかないような今までにないような斬新な考えやアイデアなどがつまっていることもあるでしょうね。

ご存知の通り、自分の想いや意見考えなどを持つこと、そして発言発信すること自体は、決してわがままなことではありませんね。なぜ、わがまま、自己中心的などと言われるか、それは、自分の利益、メリットのみを訴えるからではないでしょうか。

自分の意見、考えなどを持つためには、他者の意見や考えなどを鵜呑みにすることなく、常に自分で学び」「考えることを繰り返さなければいけないのでしょうね。

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