ですが、最大の難点は「外圧を受けて自嘲気味に振る舞う」ことでは、決して政治家としてのリスペクトは得られないということです。これは、政治を考える上のでの基本中の基本です。そこが分かっていないということは、もしかしたら3番目の可能性かもしれません。それは、「何も考えていない」という可能性です。
しかし、それがダメというわけではなく、現在の総理総裁のように「そんなに考えていない人」の方、つまりある種の「天然」の方がもしかしたら政局には強いのかもしれません。ただ、今回の「排出ガス削減と石炭政策」だけでなく、懸案の「福島第一のトリチウム含有水処理」でも「何も考えずに迷走」してしまうと、これは政治家としてのスキル不足という、かなりネガティブなイメージを拡散することになります。
それはともかく、外圧のサンドバッグ役になってもニヤニヤしていて平気という神経は、非常に不思議です。ブチ切れて国際会議から退出してしまうような、「松岡洋右タイプ」も困りますが、これはこれでちょっと政治家向きではないような懸念を感じます。
image by: 小泉進次郎 - Home | Facebook
ページ: 1 2