「令和婚」のせいにするな。出生数90万人割れにネット怒りの声

2019.12.25
by tututu
 

出生数減少がもたらす社会不安

予想を上回るペースで出生数が90万人を下回ったことは、専門家からも驚きの声が挙がっています。同時に、少子化は様々な面でマイナスな影響を及ぼすと指摘します。
例えば社会保障。少子化により社会保障制度を支える世代が減ることで、医療や介護、年金といった社会保障に大きな影響が出てくることが予想されます。また、経済の面でも、労働力が足りなくなれば一人当たりの生産性が落ち、今までと同じ発想で経済成長を遂げることが難しくなるとの声があります。

少子化に伴って進む人口の減少。今年記録した自然減の51万2000人という数は、鳥取県の人口55万人とほど同じ。毎年、一つの県の人口が減っていくことを意味します。

決して誰しもが子供を産みたくない、育てたくないと思っているわけではありません。収入が少なく、経済的な不安から結婚に踏み切れない、子供を作れない、また生活が苦しいから希望する人数の子供を産めない、育てる自信がないという人たちもたくさんいます。国はもっとこの問題を真剣に考え、もっともっと大胆な施策を始めなければならない局面にきていると言えそうです。

この報道を受け、ネット上では厚生労働省の見解や、政府のこれまでの対応について、厳しい怒りの声が挙がっています。





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image by:Shutterstock

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