「ニッカウヰスキー」の年代物ウイスキー「竹鶴」のうち「17年」「21年」「25年」の3種類の販売が3月末で終了すると日テレニュース24の放送でわかった。ハイボールブームなど、ウイスキー需要が高まったことによる原酒不足が原因だという。
人気なのに…国産ウイスキー販売終了相次ぐ https://t.co/BCSAyDhMUb #日テレNEWS24 #ntv
— 日テレNEWS (@news24ntv) January 14, 2020
なぜ原酒不足に?
ウイスキーの場合、熟成にかかる期間は最低3年。年代物をつくるとなると、さらに長い期間が必要になる。そのため、需要に合わせた生産や対応が困難なのだ。こうした中、ハイボールブームなどでウイスキー需要が高まり、原酒不足に陥った。
海外でも人気の日本産ウイスキー
弊サイト『MAG2 NEWS』でも以前取り上げたが、日本産ウイスキーは海外でも絶大の支持を集めている。2016年にDrinks Internationalが発表した「世界トップ50のバー」のウイスキー部門の売り上げの1位には「ニッカウヰスキー」、3位には「山崎」、4位には「響」、5位には「白州」と、日本産のウイスキーが名を連ねていた。
● 日本産ウイスキー、世界各地で品薄すぎて本場・英国人もキレ気味
2015年には、世界で最も権威のある賞、「ワールド・ウイスキー・バイブル」が選ぶ世界最高のウイスキーとして「山崎シェリーカスク2013」が選ばれた。著名な専門家からも「言葉では言い表せないほどの非凡さ」と評価されたこともあり、日本産のウイスキーは世界から求められるようになった。
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