そこで、安倍総理、菅官房長官としてベターなシナリオはというと、妻の起訴が不可避だとして、
「妻の起訴を3月16日以降に引き伸ばす」
→「夫妻の議員辞職も3月16日以降」
→「そうなると自動的に衆院、参院ともに補選は10月25日にセットされる」
→「ズルズル補選を待つのではなく、五輪直後に解散、その場合は改憲争点」
→「そうなれば、少なくとも夫の補選は消滅しして河井夫妻の話はウヤムヤに」
→「仮に選挙に敗北となれば、安倍退陣、その場合の後継は、河野か石破」
→「あるいは五輪直後に安倍辞任で、菅に禅譲」
→「令和おじさん人気に乗って10月に解散して、夫の補選は消滅、妻の補選もダブルで吸収してウヤムヤに」
まあ、このシナリオ以外にも、仮にポスト小池の「勝てそうなタマ」を自民が擁立できた場合は、7月の都知事選とダブルで解散というシナリオもあるのですが、いずれにしても、夫妻の辞任タイミングが補選時期に関係しており、少なくとも3月15日というのがデッドラインになっているということは見えてきていると思います。
診断とか、雲隠れといった話は全てそこから来ていると考えたほうが辻褄が合います。
じゃあ、野党に政権担当能力があるのかというと、ないわけで、何とも困った状況と言えます。
image by: 河井あんり - Home | Facebook