希望を語ろう
こういう現状、私たちはどうすればいいのでしょうか?いきなり「日本全国の子供たちに希望を与えよう!」というのは、抽象度高すぎですね。ですから、まず第1に、「自分自身が自分の未来に希望をもつこと」から始めるべきでしょう。「自分自身が【日本】の未来に希望をもつこと」ではないのでしょうか?「自分の未来」に希望を持つことは、自分が決意すれば、いますぐできます。
ところが、「日本の未来」に希望をもつことは、「安倍総理が正しい政策をしてくれれば」などと、条件つきになる。私たちは、安倍総理に働きかけることはできますが、「正しい政策をするしない」は、総理によるところが大きい(たとえば、私たちは消費税増税に反対でしたが、止めることはできませんでした)。
だから、「はじめの一歩」としては、日本より、自分自身の未来に希望を持つことからはじめるべきでしょう(もちろん、日本の政治をよくするための働きかけは、つづける必要があります)。
そして、二歩目は、子供たちに希望を与えることでしょう。「努力すれば、なんでもできるよ!」と。説得力がなければ、偉人の伝記を読んであげたらいいいですね。世の中には、極貧の家庭で生まれて、大成功した偉人がたくさんいるのですから。
私たちは、日本国の一部です。だから、私が希望を持てば、日本国の希望の量が増えることになる。私たちの子供たちが希望を持てば、日本国の子供たちの希望の量が増えることになる。あきらめず、ゆっくり、希望にむかって進んでいきましょう。
結局、世界最古の国日本は、大丈夫です。
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