防衛省は2日、山本朋広防衛副大臣が公費118万円を使い、東京都内のホテルに1年5ヶ月で146泊したことを公表したと毎日新聞、東京新聞、TBSニュースなどが報じた。山本氏以外の政務三役に宿泊費を支出した例はないという。
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— TBS NEWS (@tbs_news) March 2, 2020
公費118万円でホテル泊
北朝鮮のミサイル発射などの緊急事態に備え、防衛省では大臣か副大臣が都内に待機することになっている。山本氏は、当時議員宿舎に入居していなかったため、防衛省に近いホテルに宿泊していたという。利用したのは、2017年8月から18年10月の間に134回、2019年9月から10月の間に12回。金額にすると118万円にものぼる。しかし、防衛省は公費の返還は求めていないという。
議員宿舎に空きアリ
山本氏の選挙区は横浜市の一部や神奈川県鎌倉市などを含む神奈川4区。都内に自宅はなかったが、衆院によると山本氏が副大臣に就任した当初から議員宿舎には空き室があったとしている。外部から公費でホテル泊を繰り返していると指摘されたことから、「在京当番をやるにあたり宿舎に入るのが筋だ」とし、ようやく議員宿舎に入居するよう指示された。「危機管理対応のため」といいながら、空きのある議員宿舎ではなくホテルに宿泊。この判断は果たして正しかったのだろうか?
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