人気コンサルの永江一石さんが、読者からのどんな質問にもズバッと回答してくれるメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』。今回は、「親子して人の目が気になってやりたいことができない」という質問に答えます。永江さんは、気にすべきは良い評価だけで、全員が全員悪口を言うようなこと以外は何でもやればいいとアドバイスします。
人の目を気にしないですむ方法
Question
いつも楽しく拝見しております。先日の回答で「人の目を気にしているうちは小者」とありましたが、当方9才の息子共々人の目が気になってやりたい事を躊躇してしまいます。治す方法があるようでしたらお教え下さい。よろしくお願いします。
永江さんからの回答
やりたいことを躊躇してしまうのは、悪い評価を気にしているからではないでしょうか。人の目が気になるなら、良い評価だけに意識を向ければ良いだけの話です。何か行動を起こしたら、それに対して良い評価をしてくれる人もいれば悪い評価を下す人も出てきます。そのネガティブな方ばかりを気にしてしまうと何もできなくなってしまいます。
わたしだっていつもズケズケ言うから「アイツは気に入らない」って言う人もいます。しかし「永江さんのおかげで助かりました」って言ってくれる人もたくさんいるわけで、当然そっちの方だけ気にするわけです。孫さんだってあんなに頑張って働いて会社作って社会貢献しているのにケチョンケチョンに言う人もいます。ZOZOの前澤さんだってお金持ちになって何億円も寄付したってあの言われよう。
どれだけ人のためになるようなことをして成功しても悪口は必ずついてきます。これは「投影」という心理が働くからであって避けようがありません。結局何をしたってネガティブもポジティブも両方言われるのですから、良いように言ってくれる方を気にしなさいってことです。
人の評価が全く気にならない人なんていませんからね。いるとしたらその人はもう仙人レベル。ただし全員が全員悪口言うようなことはやらない方が良いですよ。そんなのはもう犯罪ですから。
大抵のことにおいて、ほとんどの人が良いことを言ってくれて悪いことを言う人なんてほんの一握りです。その人たちのことを気にしても意味がありません。ぶっちゃけ切り捨てれば良いだけ。確かに世の中には悪口ばかり言っている人もいますが、そんな人はみんなから切られるだけですから気にするだけ無駄でしょう。
そのためには、劣等感を捨ててある程度図太くなることも大事です。お父さんが変われば息子さんだって変わるかもしれませんよ。
image by: shutterstock