新型コロナの次は「ハンタウイルス」中国で別の感染症死亡報道

2020.03.30
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by 編集部サトシュウ
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新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、中国で今度は別の感染症による死亡事例が確認された。中国雲南省臨滄市の保健当局は、今月23日に急死した労働者から、ネズミが媒介する病原体として知られる「ハンタウイルス」が検出されたと発表した。

ハンタウイルスという新たな感染症の恐怖

共産党機関紙・人民日報系の健康時報(電子版)などによると、感染者はバスで長距離を移動中に体調が悪くなり急死したという。バスには他に29人が乗っていたが、感染の広がりは確認されていないと読売新聞は伝えている。医師たちが検査した結果、男性の病気はハンタウイルスへの感染によるものであることが明らかになった。新型コロナウイルスの検査は陰性だった。

ハンタウイルスとはネズミが媒介する病原体で、2週間の潜伏期を経て発熱や呼吸困難を引き起こす。中国の有力ネットメディア「澎湃新聞」は専門家の見解として、かつては致死率が高かったが現在はワクチンがあり、早期に発見すれば治療が可能だと伝えているという。

また、国立感染症研究所によると、ハンタウイルス感染症ではヒトからヒトへの感染が起こらないと考えられている。しかし、1996 年9 月の南部アルゼンチンのケースで、ヒトからヒトへの感染が起こった例が確認されているという。

ウイルス学的証拠も示され重要な問題となったが、その後終息し再発生は起こっていない。とはいえ、ウイルスが突然変異することも考えられ、国立感染症研究所では今後引き続き注意をする必要があるとしている。

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