第3のビールの大増税。庶民の楽しみを奪う自民党政権の税制改悪

 

庶民の暮らしなどまったく考えていない税制改悪

この改定で喜ぶのは、普段からビールだけ飲んでいるお金持ちだけで、少しでも安く飲みたくて発泡酒や第3のビールを愛飲して来た庶民は、みんな増税パンチを食らうのです。特に、あたしのように第3のビールばかり飲んでいる人は、酒税が2倍になるのですからシャレになりません。

「じゃあ安くなったビールを飲めばいいじゃん」と言われるかもしれませんが、ビールは現在77円の酒税が55円になるだけなので、1缶220円が200円になる程度、あたしには手が出ません。もちろん1本や2本は買えますが、あたしの場合、週に2回は晩酌しますし、いつも飲んでいるのは格安店で買って来た第3のビールの500mlなので、これをビールの500mlに置き換えたら、年間で1万円以上も高くついてしまいます。

それなら、現在の第3のビールと同じ税率、350mlあたり28円の缶チューハイを飲んだほうが遥かに安上がりです。でも、そう言っていられるのも、あと6年なのです。ビールと発泡酒と第3のビールの酒税が55円に一本化される2026年10月には、現在28円の缶チューハイの酒税も7円引き上げられて35円になってしまうのです。そうなると、それまで普通の度数の缶チューハイを飲んでいた人たちも、少ない本数で酔えるストロングタイプに切り替えるかもしれませんし、そのためにアルコール依存度が高くなってしまうかもしれません。

第3のビールや缶チューハイの税率を引き上げる一方でビールの税率を引き下げるなんて、完全に「金持ち優遇」の税制改悪です。2014年4月、安倍晋三と麻生太郎は消費税を増税しましたが、その翌月、法人税を引き下げました。また、昨年10月にも消費税を増税しましたが、2カ月後の12月には大企業の税率負担が軽減される複数の措置をコッソリと行ないました。これでは何のための増税だか分かりません。庶民の暮らしなどまったく考えていない自民党らしい税制改悪、本当に腹が立ちます。これじゃあ「家飲み」でもしないとやってられません!…って、本末転倒ですか?(笑)

image by: shutterstock

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