「ドライブスルー八百屋」なるものをご存知だろうか? 新型コロナウイルスの感染が拡大する中生まれたサービスで、文字通りドライブスルー+八百屋を合わせたものだ。そのユニークな取り組みが話題となり、今全国に広がりつつあるという。では、一体どういうものなのだろうか? 実際に取材をしてみた。
ドライブスルー八百屋が大人気
ドライブスルー八百屋ではまずホームページで予約が必要。当日分も若干の用意はあるが、すぐに売り切れてしまうため予約しておくことをおすすめする。サイトを見ると、直近の販売日が載っているので、こちらから希望日を選び予約をする。imaged by: フードサプライ
気になる商品は野菜とお米のセットが5000円、野菜のみだと3500円。支払いは現金のみ。セット内容の例が書かれているが、数えてみると17種類あるようだ。バナナやキウイはさすがに外国産だが、それ以外は全て国内産。きちんと明示されていて安心できそうだ。imaged by: フードサプライ
そして、販売日当日。早速野菜の受け取りへ。場所は京浜島(東京都大田区)。「なぜ京浜島? 」と思ったが、すぐそばに大田市場があることで納得。京浜島であれば、交通量も多くはなく、ドライブスルーに適しているのだろう。
京浜島へ向かってみる。車がズラリと並んでいたらどうしようかと思ったが、全くそんなことはない。受け取り時間を分散させているからであろう。目の前にのぼりが見えてきたので、車をそちらへと進める。
すると係りの方が近づいてきて「予約されていらっしゃいますか? 」「お米はありですか? 」と聞かれ答えると、「では、トランクに詰めますので開けてください」とのこと。言われた通りにトランクを開けると、他の係りの人たちが野菜が入った段ボールと5kgのお米を入れてくれた。