トレーニングは1人でやるかパートナーとやるか?どっちがいい?

 

パーソナルトレーナー活用時の注意点

パーソナルトレーナーにお願いする事自体は得るものも大きいと思います。やはりお金を払うという行為が、それだけしっかりと学ぼうという発想に繋がります。ただし気を付けなくてはいけないのは、常にパーソナルを受けるという状態になっていくと、どうしても自分で考えるという部分が欠けていく傾向になります。

専門家に任せるという発想はダメではありませんが、そこから学んだり、自分で工夫をしたりする姿勢がないといつまでも自分のモノになりませんし、やはり効かせるという目的から少し離れてしまうと思います。

あとこれはあくまでも個人的な感想なのですが、パーソナルの時にトレーナーがプレートやダンベルを準備してくれるケースをよく目にします。クライアントですからそれくらいの対応は悪くはないのかもしれませんが、やはり自分が扱う道具は自分で準備したいものです。

レッグプレスなどの場合に、二人で一緒に脱着するのは効率的でいいと思いますが、それも全部トレーナーにやってもらうというのはあまり感心しません。

ミスターユニバースの杉田会長がダンベルなどを粗末に扱っている会員に対して激怒していたことがありますが、その時の決まり文句は「ダンベルはお前の体を大きくしてくれる大切な道具じゃないのか?」でした。やはり完全に人任せにするのではなく、まさにこれから使う大切な道具なのだという気持ちを込めてセッティングしたいものです。

人任せにしない、学ぶ姿勢を忘れないという点をしっかりと持てるのであれば、パーソナルトレーナーを付けることでより効率的に上達は進むと思います。

筋トレは力任せに重りを持ち上げる行為ではありません。効かせるという、ある意味において動物本来の本能に逆行する事を目指す行為でもあるのです。それが故に、思いつきや勢いだけでは上手くいかないのです。

目的を定めたらしっかりとリサーチをして、計画を立てて、効率的に進めていく作業です。ここから得るものは、単に筋肉という成果物だけではなく、社会における様々な教訓を学ぶ事が出来ると信じています。

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桑原塾塾長 桑原弘樹は、国内大手食品メーカーでサプリメント事業を立ち上げ、全商品の企画開発に携わる一方、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部PDAなどの立場で、国内外問わず多くのトップアスリートに直にコンディショニング指導を行ってきた。サプリメントは作るだけにとどまらず、「日本で一番使っているのでは」と豪語するほどのユーザーでもあり、年間300回のワークアウトも欠かさない。サプリメントやダイエットなどの分野で、多くの情報が散乱する昨今。サプリメントを作り、自ら試し、活用法を指導してきた、桑原塾長が、本物で価値あるボディメイク情報を提供すべく、スクランブル発進する!!!

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