33年生きてきながら感じてきたのは、日本のことを好きだと言いたい人がたくさんいるはずなのに、反日バイアスがかかっているお国柄のせいで、声をあげることができないでいるんだな、ということである。でも、ユーチューブの時代になって、個人スタジオで撮ってアップすればいいから、どんどんこういう「真実」をいう韓国の方(若者も壮年も)が増えてくるだろうという気がする。個人スタジオで撮っても、すかさずその家をつきとめ、脅迫したりのメールや電話が来たりすることもあるという。さすがIT先進国だ。どうやって調べてしまうのか筆者にもわからないが。身の危険を感じながらも真実を言いたいがためにユーチューブにアップしている人がいるのだ。こういう人たちには心からエールを送りたい。
家と家だったら、隣の家の人が嫌いになったら引っ越しすればいいけれど、国と国では引っ越しはできない。永遠にお隣同士で過ごすしかないのだ。だったら仲良くやっていくしかない。憎みあって毎日ストレスの中で生きるというのか。
「国際条約さえ簡単に反故にしてしまうような人種とは付き合えない」とぶん投げたり、「あんな礼儀知らずの連中とは関係が切れてもOKだ」といったように、諦めてしまっては、できるものもダメになってしまう。みんなが諦めても自分は一人でもあきらめないというユーチューバーがいるじゃないか。例えば「ジェホTV韓国人」さん。
若者たちがこんなにがんばっているのだ。われわれ定年退職組のロートルも、あきらめることなくできる範囲のことをやっていこうじゃないか。日韓関係をよくするのなんて、不可能に近いくらい難しい。しかし難しいからこそ意義があるのではないか。
北との関係で、窮地に立つ文政権。また反日カードで国民の目を北から別の方向に向けようとはしないでほしい。
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