ゴルフレッスン歴35年のプロ伝授、実力が分かるスコアカード記入法

 

自分のスコアをデータ化する簡単記録法

読者の皆様へ…
自分の「プレイデータ」を知りたいと思いませんか?実は簡単なスコア記入法で上記以外にも、たくさんの分析データを知る事が可能になります。

ロジカルゴルフではラウンド系、リアルレッスンでは生徒さんが皆、実践していますので、次のラウンドから採用してほしいと思います。

「ロジカルゴルフスコア記入法」を紹介します。

1枚のスコアカードは自分だけのスコアを記入します。
※4人分の枠を1人で活用します。

項目1 合計スコア

項目2~4の合計
バーディーには○ イーグルは◎をつける

項目2 ペナルティー数(実際には打っていないストローク)

OB&ロストボール 打ち直しの場合は1ペナでショット数が増える
前進4打の場合は2ペナでカウントする
ウォーターハザード 1ペナ  アンプレアブル 1ペナ

項目3 AB(アプローチ数&Gバンカー数)

各プレイヤーによる「必要感覚距離」を決める。(SWフルショットのマイナス10ヤードを基準)

※尾林のショートゲーム基準距離感は60ヤード以内!を参考に!

Aフルショットではないロングアプローチからカウント
Bミドルアプローチ&チップショット(グリーン周り)
Cガードバンカー
Dグリーン外からのパター

A~Dの合計(林からの脱出はショット数になります)

※グリーン外からパターを使った時はパット数には入れない(アプローチになる)
※ガードバンカーに入った時は「ABスコアに○を付ける」(バンカーに入った事が明確になる)
※ABスコアの 右下にパット数 を記入する

項目4 ショット数(合計-ペナ-ショートゲーム)

通常のショット(ティーショットを含む)
トラブルからの脱出(林からなど)
フェアウェイバンカーからのショット
10ラウンドくらいのデータが集まると自分プレイ傾向が明確になります。

このデータをどのように活用するかがレベルアップに条件になります。合計スコアをショット&SG(AB+パット)&ペナで分類することからロジカルゴルフ「3分割記録法」と呼び10年以上レッスンで活用しています。

3分割スコア記入法動画解説

記入技術

最初は慣れないので少し難しく感じると思いますが一度理解していただければそれほど大変ではありません。

1. ホールアウトしたら通常のように「合計スコア」を記入します。
2. ABの右下にパット数を記入します。
3. グリーンに乗せたABをカウントします。
4. ペナを記入します。
5. 合計から(1~4)を引いたのがショット数になります

この順番を習慣にしてもらえばすぐに記入できるようになりますので参考にしてみてください。

スコアカードを集計する

帰宅後の楽しみにしている生徒さんも多い スコアカード集計をお伝えします。

記入したスコアカードの各項目を合計します。
合計 ペナ AB パット ショットの5項目になります。
このカードから多くのデータを算出することが可能になります。

パーオン&ボギーオンを算出する

各ホールの記入欄から 「合計-パット数」 の計算を行ってください。
例えばPAR4のホールで 「合計5-パット3」 =「2」になります。
この計算式で「パーオン」を算出可能になります。

この計算式から…
PAR3=1  PAR4=2  PAR5=3
ならばパーオンになります。

計算式 「合計-パット数=PAR-2」 がPARオンになります。
同じ計算で 「合計-パット数=PAR-1」 になればボギーオンになります。
PAR3=2  PAR4=3 PAR5=4 で「ボギーオン」になります。
「パーオンはホールナンバーに〇」「ボギーオンはホールナンバーに☆」をつけます。
これで「カード集計」の作業は終了になります。

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