「計画倒ればかりの息子が心配です」家庭教育のプロに聞いてみた

 

家庭教育アドバイス…「心に栄養を届ける」

子どもたちが自分の「進路」を見つけるには、幼いころから親が「針路」を与えるような接し方をする必要があります。そのための一つは子どもの自立の芽を摘まないこと。自立の第一歩は親への反抗です。けれども、子どもの反抗のベースには、つねに「不安」が付きまとっています。何かを達成しようと思うからこそ不安に駆られるのです。人の心のメカニズムだから仕方ありません。

親は子どもに安心感を与えましょう。そのためには、「いい子だから」「言うことを聞くから」「勉強ができるから」などの条件付きの愛をやめ、無条件で子どもを愛している、ということを実感させることです。

一番効果的なのは、子どもの話を真剣に「聴く」ことです。しかも、聴いている間は、決してアドバイスしたり、叱ったり、不安を口にしたりしてはいけません。とことん、聴くことに徹するのです。週に一度10分ほどからスタートし、まずは、「最近、どう?」の一言から笑顔で始めましょう。
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家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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