コロナ閑古鳥が鳴く店内で考えるべき、ピンチを好機に変える方法

 

新型コロナのチャンス

あなたが、この問題をピンチと考えれば、来店客が減ってしまって大変だとか、売上が減れば運転資金も乏しくなるので、銀行へ融資のお願いに行かなければならないとか、いろいろ思ってしまいます。もちろん、その心配もよく分かりますし、そのための手を打つことも必要です。

しかし、その一方でそのピンチをチャンスに変える方法も考えられてはいかがでしょう。

例えば得意先の学校や部活の先生に、休校で何か不便なことやお困りごとはないか聞いて回ります。この機会に、今まで以上学校や先生と親しくなれれば、それがチャンスです。今まで取引の無かった学校にだって、お店の紹介がてら顔を出すこともできるのではないでしょうか。

また、来店客が減るのであれば、ネットを使ったお客様へのアプローチが精一杯出来るチャンスです。うまく行けば、お店のファンを増やすことが出来ます。いずれにしても、この機会をとらえて、従業員の皆さんで有効な手を考えてみましょう。

さらに言えば、お店の運営にとっても「チャンス」とすることが出来るはずです。例えば、この機会に今年の事業計画を見直すことが出来ます。休校によって落ち込むであろう売上を、どの時期にどうやって巻き返してカバーをするかを考える機会です。また、この機会に業務内容をじっくりを見直してみてはいかがでしょう。仕事の配分や時間の使い方など、皆さんで意見を出し合って改善するチャンスです。

そして、このコロナウイルスがもたらすピンチを、社員全員が結束するチャンスにされてはいかがでしょう。ピンチはチャンスを連れてくるのですから、そのチャンスを見逃してはいけません。

今日のツボ

  • ものの見方によって、ピンチをチャンスと考えることが出来る
  • SWOT分析の「機会」と「脅威」も同じことが言える
  • 今回のピンチは事業計画や業務内容を見直すチャンスである

image by: Shuttterstock.com

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ワン・トゥー・ワンコンサルティング代表。スポーツ用品業界での経験と知識を生かし、業界に特化したコンサルティング活動を続ける。
スポーツ用品業界在籍33年の経営コンサルタントが、スポーツショップの業績向上法について熱く語ります。スポーツショップのために書かれた、日本初のメルマガです。ここには、あなたのお店がかかえている問題を解決するヒントがいっぱいです。

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【著者】 梅本泰則 【発行周期】 週刊

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