「チーズ牛丼食べたことないんだけど…」黃之鋒の器のデカさ
どうやら、この騒動に気づいた(誰かに教えられた)黃之鋒さんは、自身のフェイスブックに以下のような投稿をしている。
なんと、黃之鋒さんは香港にある「すき家」のチーズ牛丼の画像とともに「まだチーズ牛丼食べたことないんだけど」と投稿したのである。自身が日本のネットで「チーズ牛丼(チー牛)」と呼ばれていることを認識したのだ。
さて、そう呼ばれていることにまんざらでもない様子の黃之鋒さん。「チー牛」の特徴である「メガネ男」というイメージについて投稿された日本人作成の画像を引用して、以下のようなツイートも投稿。
— Joshua Wong 黃之鋒 (@joshuawongcf) August 13, 2020
実は黃之鋒さん、周さんに負けず劣らずの日本オタク文化好きで、ガンダムマニアとしても知られているようだ。
Freedom gundam pic.twitter.com/jwsR6Kg6cV
— 月蛾天衝 支解 (@carrielamkoros) August 13, 2020
❤️ 俺がガンダムだ@oichanmusi pic.twitter.com/P82QsQXyqh
— Joshua Wong 黃之鋒 (@joshuawongcf) August 13, 2020
日本では「チー牛」などと揶揄されてしまうメガネ童顔黒髪男子だが、香港や台湾ではよく見かける容姿だし、しかも一連の香港デモを周さんと率いて、中国共産党や香港政府から、香港市民の「民主主義」を守ろうした元リーダーである。彼に限って言えば「陰キャ」だとか「イキって牛丼食ってそう」ということはないのだ。
とかく童顔やメガネ男子に厳しい日本だが、他人をルックスで判断してはいけないということを、今回の「チー牛」騒動は教えてくれたのかもしれない。
しかし、黃之鋒さん、今回の「チー牛」騒動を楽しんでくれたようで、日本人としては更に親近感が増してしまった。香港の未来や、彼らの安否も含めて、これからますます香港民主化運動に目が離せないのは間違いない。
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image by: Honcques Laus / CC0