なぜ40代で自殺率が急増する?「人生が詰まない」科学的なお金の使い方

 

というわけでお金の使い方の続きです。

自分の収入に対してその使い方には投資と消費があって消費の割合が高いと自分に何も残らないので、それを続けるとヤベーよ…っていう余計なお世話話の続きです。

消費と投資。

まずこの2つを自分の中でどちらの比重なのかをぼんやり考えることが大事かと思います。

ここで大事なのは自分に対して言い訳をしないことです。

なんの予定もないのに漠然と自分はアイドルになるから、カラオケにいくのは投資…そんなのはいくらでも言い訳として出来ます。

ブランドの価格帯に敏感でありたいからブランドバッグを買いあさる…でもまぁそれは大半は消費ですよね?じゃあ化粧品は?自分で線引きが難しいものもありますし、それは金額が大きくなければ(収益に対して小さければ)気にしなくても良いと思います。

素直にこれはこういうスキルになるから投資、これはとにかく楽しいから推しだから…消費、まずは自分に言い訳をせずにこれは消費/これは投資みたいな、そういう区別をざっくりとでも考えるのが大事です。

もちろん厳密に割り切れないことも多々あります。例えば、水泳は別にそうした職業にはつかないけど、体力維持という意味では投資と消費が半々だな…このグッズは学校で友達と話題共有だから短期的には投資…でもぶっちゃけ消費…みたいな感じ。

それでも、自分なりにそれが消費なのか投資なのかを考えておくと、そういう考え方のクセがつきます。これが一番大事なので、これを意識するようにすれば、自ずとバランスは良い感じになるものです。逆に投資一辺倒な人は息抜きができてないわけで、それはそれで健全とは言いがたい感じだったりします。

その上で、収入に応じて、生活がカツカツのときは消費は控えて、余裕がでてきたら投資に回す…という基本的な考え方でこれ以上でも以下でもなし…でしょう。

投資は収益の何%で押さえてリスクヘッジとして云々…みたいなのは自己啓発系のインチキ臭い本やらセミナーで言われてる話ですが、そんなもんまともに出来る人はいません。セミナー講師でさえまともに出来てないので安心しましょう。

んじゃ、どういう投資がいいの?って話も出てくるでしょうが、これまた不明です。自分が何をしたいのか…をまず考えた上で、そこに向かうためのステップとして細かく道を考えれば、なんとなくそこに必要なスキルや道具が見えてくる…そこにお金を使って頑張って使いこなすことが投資です。

また、自分のまわりの人にお金を使って、仕事を作ることが廻って投資となって、帰ってくることもありますし、そのまま無駄になることもあります。投資は必ずしも帰ってくるものではないという意味でも投資は投資である程度はギャンブルなのです。

ただしギャンブルと違うのは投資はあちこち考えて未来のリスクを減らしていくことができるからです。一発一局に全てを掛けるみたいな愚かな選択肢をしないことが投資で、何も考えずに運否天賦で逆転を狙うのがギャンブル。ギャンブルはイカサマでもできない限りやるものじゃないでしょう。

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