10年後の「あおり運転犯」は、いま親から「早く食べなさい」と叱られている

 

今ここに生き、心と身体を一致させる

強迫神経症の人達には“今ここに生きる”がありません。

いつも切迫感で追い立てられているために、“今”がなく、“今を味わう”ことができません。

現実感覚がありません。

“今ここに”を味わうことができるようになることです。

そのために、「ねばならぬ」を捨て、現実を認識できるように、自分が今していることを言葉にして言いながら行動します。

味わうことの訓練として、舌でよく食物を味わうのもいいでしょう。

今、美味しいものを食べて、またはリラックスして、好きなことに興じて、体が喜んでいると感じられる。

この体の喜びは心の喜びになります。

(大澤秀行氏の著書『交通事故と無意識』より一部引用)

大澤秀行氏HP「LAFAERO1」

ラカン精神科学研究所HP

image by: Shutterstock.com

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精神分析家。ラカン精神科学研究所(埼玉県鴻巣市)主宰。
1958(S.33)年生まれ。出身:滋賀県大津市。
会社勤務の後、結婚。子育てに悩み精神分析治療を受ける。精神分析講座を受講の後、独立開業。分析家として、引きこもり不登校の子供を持つ母親を支援している。

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【著者】 登張豊実 【発行周期】 ほぼ 月刊

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