受験の時によく使った「偏差値」という考え方はビジネスでも使うことができます。偏差値70は努力以外の部分が重要になってくるそうですが、偏差値60は意外とどうにかなると語るのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』著者の佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは努力してたどり着く偏差値60で十分だとしていますが、その理由とは何なのでしょうか?
偏差値60を目指す生き方
偏差値70は上位2.2%の人で、そこに入るには努力も必要ですが、努力だけではどうにもならない才能とかセンスみたいなモノが重要だったりします。ところが偏差値60は、上位15%ですから6人に1人の確率になるんですね。
あなたが何かの領域で6人に1人の枠に入れれば良いわけでして、その程度の集合ならば、実は才能なんて要らなくて、ほとんどの場合は努力でカバーできてしまうんです。6人との競争で、1番になるための努力ができれば、人生では楽勝で幸せになれるんです。
そんな努力を、どの領域で、どのレベルでやるのかは、人それぞれ違うわけですが、これをイヤなことでやろうとするのは意味がないことでして、ムリなく楽しくやれる領域、ジャンルをみつけることが、人生で幸せになる要諦だったりするんです。
今年の新春セミナーでは、この偏差値60レベルの努力を、ビジネスのどの領域でどうやるのが良いのか、そもそもビジネスの世界に於ける偏差値60レベルの努力ってどんなことなのかを解説しているのですが、これもまた言われてみれば誰にだってできるようなことなんですよ。
だって私のセミナーに来るような人って、社会的には偏差値50程度以上はあるわけですよ。何年も仕事をしていないプータローのホームレスが、部下を100人持つ部長になりたいって言ってるわけじゃないんですから。今現在、偏差値50程度あるのなら、既に無作為抽出100人中50人以上の枠に入っているわけで、その50人の競争で35人を抜くことができれば、めでたく偏差値60の人になれるんですね。
それを知恵を使って最適化、最短化させて、さらにはそこに他の人がやらない、気付かない努力を加えたら、上位10%の枠に入ることだって難しいことじゃないんです。
私はその程度の努力しかしていませんから。私よりも賢い人はたくさんいましたし、私よりも努力している人もたくさんいました。そういう人たちと競争して、そこそこ生き残れたのは、私に偏差値70レベルの才能や能力があったわけでも、トップ5%に入るような努力を続けたわけでもなくて、トータルで偏差値60程度の知恵と努力を、効率良く組み合わせてやったからなんです。