岡村隆史の予言的中に「悔しい…」性を売る貧困シンママ 日本は三流国に墜ちたのか

2020.11.04
by tututu
 

シングルマザーに手を差し伸べない菅政権

総務省の統計データによると、日本国内のシングルマザーの総数は106万3,000人(2015年)。この内の約7割が祖父母などに頼らず、自らの手で子どもを育てているという。

母子家庭が大半のひとり親世帯の貧困率は48%に上る。契約社員やパート・アルバイトといった非正規雇用で働く女性が多く、貧困から抜け出すのは難しい。にもかかわらず支給される児童扶養手当は十分ではない。

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本当は正社員として働きたくても、子育てに要する時間を考えれば、なかなかフルタイムで働くことはできない。かといって、子どもを育てながらお金を稼ぐ必要がある。

そうなると、冒頭で述べた女性のように、非正規雇用で仕事をしながら夜の世界で働くという選択肢が出てきてしまうのだ。

菅首相が自らの政策理念として掲げる「自助・共助・公助」という考え。「まず自分でできることは自分でやってみる」と自助の必要性を強調しているが、それがままならないのがシングルマザーだ。

全国の子どもの7人に1人が貧困状態にあるとされる日本。社会的弱者たちはさらに追い詰められていくことになりかねない。困窮に追い込まれるシングルマザーたち、今こそ政治の助けを求めている。

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