総合的・俯瞰的判断?流行語大賞から消えた安倍政権に批判的な言葉リスト

 

1の『愛の不時着』は、観たことはないけど、一部で人気の出た韓流ドラマだということだけは知っている。3の「あつ森」も、やったことはないけど、一部で人気の出たゲーム『あつまれどうぶつの森』のことだと知っている。11の「顔芸/恩返し」も、観たことはないけど、一部で人気の出たドラマ『半沢直樹』のことだと知っている。13の『鬼滅の刃』も、映画は観てないけど、全国的に人気の出た漫画とアニメのことだと知っている。

15の『香水』は歌のタイトルで、ラジオで聴いた時に「君のドルチェ&ガッバーナ」という部分のメロディーが、ポルノグラフィティの『ミュージック・アワー』の「君が胸を焦がすから」という部分とソックリだな~と思ったので良く記憶している。でも、歌っている瑛人という人は顔を知らない。他には、29の「フワちゃん」は、何をする人なのかは知らないけど、ネットの芸能ニュースで何度が画像を見たので、名前と顔だけは分かる。画像からの印象は「篠原ともえの現代版」という感じだった。

こんな感じなので、いくら「知ってる」と言っても、これらの言葉に関しては、あたしは最低限の認識があるだけで、詳細については分からない。でも「知ってる」か「知らない」かで言えば「知ってる」にカウントしてもいいと思う。だけど、24の「時を戻そう(ぺこぱ)」、25の「NiziU(ニジュー)」、30の「まぁねぇ~(ぼる塾)」に関しては、この1年、ただの一度も聞いたことがない言葉なので、降参してネット検索した。

そしたら、「時を戻そう」と「まぁねぇ~」がお笑いのネタで、「ぺこぱ」と「ぼる塾」というのが、そのネタをやっているお笑い芸人の名前だった。ようするに、何年か前のスギちゃんの「ワイルドだろ」みたいなものだけど、その時もあたしはスギちゃんというお笑い芸人をまったく知らず、何のことだか分からなかった。

そして「NiziU」というのは女性アイドルグループの名前だった。AKBとか何とか坂とかもいっさい知らないあたしにとって、さすがにこれはハードルが高すぎる。
これを言ってもなかなか信用されないんだけど、アイドルというものにまったく興味がないあたしは、ジャニーズのグループでメンバー全員の顔と名前が分かるのは「SMAP」と「TOKIO」だけで、「V6」も「嵐」も1人か2人しか分からない。「V6」はグループ名から6人組だと想像つくけど、「嵐」は何人組なのかも知らない。こんなあたしなので、新しいアイドルグループや最近流行してるお笑い芸人のネタなど分かるわけがない。

それから、12の「カゴパク」に関しては、あたしの若い頃は、人の自転車のカゴに置き忘れてある財布やバッグをパクる(盗む)ことを「カゴパク」と言っていた。だから、一度も聞いたことのない言葉じゃない。でも、そんな犯罪が頻発したなんて報道は耳にしてないので、きっと別の意味として使われた言葉だと推測して「知らない」にカウントした。そしたら、その通りだった。「カゴパク」というのは、レジ袋が有料化されたことで増殖した、買ったものを店内用のカゴのまま待ち帰るフトドキ者のことらしい。

…そんなわけで、今年の候補30語は、ヤタラと新型コロナ関連の言葉に偏っているけど、それにしちゃおかしな点がある。それは、東京都知事の小池百合子が連発した流行語が「ステイホーム」と「クラスター」と「3密」と「ソーシャルディスタンス」しかないことだ。小池百合子と言えば、自分が都知事に再選するために、新型コロナを利用して連日テレビに出まくって、「ロックダウン」だ「オーバーシュート」だ「東京アラート」だ「ステップ3」だ「夜の街関連」だと流行語を連発したのに、どうしてこれらは選ばれなかったのだろうか?

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