インドで原因不明の病気が大流行。中国軍「マイクロ波」攻撃の可能性も?

2020.12.08
by tututu
インド_マイクロ波
 

新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るっている中、インド南東部で原因不明の病気が拡散している。すでに300人以上が入院して1人が死亡したといい、インド当局が捜査に乗り出したとCNNなどが報じている。

インドで謎の病気が拡散

謎の疾患による集団感染が発生したのは、インド南東部アンドラプラデシュ州エルール。先週末から市内で、めまいやてんかん、失神、口から泡をふく、震えなどの症状を訴える患者が相次いでいるという。

アンドラプラデシュ州衛生局によると、これまでの血液検査では、蚊が媒介するデング熱やチクングンヤ熱のようなウイルス感染の痕跡は見つかっていない。

また、頭部CT検査や脳脊髄液の検査も行ったが、患者の数値はどれも正常であり、病気の原因特定には至っていないとしている。

入院患者数は増え続け300人に達したが、現在170人余りが退院。

インドは新型コロナウイルス感染者が世界で2番目に多いことから、その関連性が指摘されたものの、今回入院した患者は全員が検査で陰性だった。

原因究明のため、今後は食品や牛乳なども含め、あらゆる検査を実施していくとしている。

中国軍による「マイクロ波」攻撃との声も

謎の病気が流行しているインドだが、一部でささやかれているのが「マイクロ波」の影響だ。

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インドは4000キロ以上に及ぶ未確定の国境線をめぐって中国と緊張状態にあり、今年6月にはインド兵20名以上が死亡する軍事衝突が起きた。現在大きな紛争はないものの、両軍がにらみ合う形になっている。

しかし、11月には中国軍がマイクロ波による攻撃を仕掛けたと中国の専門家が明らかにした。インド軍が陣取った係争地域の山頂にマイクロ波を流したことで、インド兵は吐き気などを覚え、占拠地の一部から撤退を余儀なくされたという。

この報道に対し、インド軍は根拠がないとして否定している。

今回起きた原因不明の病気は、マイクロ波による症状と似ているものの、流行地域であるアンドラプラデシュ州はインド南東部。中国との国境からはだいぶ距離が離れている。

果たして、この疾患は何が原因なのか。マイクロ波の影響もあるのか?謎は深まるばかりだ。

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