【恋愛相談師】成功する婚活の4つの奥義を伝授!

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みんなに役立つ「奥義」を伴って悩み解決!

『マーチン先生の恋愛教室PREMIUM』No.630(2015/01/13)

先日、結婚紹介所のマッチングパーティに参加したNちゃん。
パーティが終わって解散のとき、お目当ての男性と二人で話をしていたところ、ある男性がやってきました。そして、ひと言。

「これ、1枚余ったからあげます」

そう言って自分の名刺を渡し、そそくさと去っていったそうです。

「ちょ、ちょっと…………」 ←Nちゃん

「……ありゃ、ダメだな。Nさんに失礼すぎるよ」 ←お目当ての彼

「うわははははははは!!(^O^)」 ←マーチン

いやあ、凄い人がいるもんですよね!

きっと、この男性は女性慣れしていなくて、「なんとかお近づきになりたい!」と思ってした行動だろうとは思います。
とは思いますが……、出てきた言葉が失礼なわけですよね。

「余ったからあげます」って……。いりませんから、ねぇ☆

まるで、小学生の男の子が好きな女の子に、「これ、余ったからやる!」とお菓子をあげるような、そんな感じです。
小学生ならカワイイものですし、それで良いと思いますが、大人になってからでは、それではいけないわけです。

この事例、デリカシーのあるなしと言えばいいでしょうか……
やはり、それは大事なことなのです。

ちなみにこれ、皆さんだったら、どう言って名刺を渡しますか?
カップルになっている二人にめげず、勇気を出して名刺を渡すのは良いのです。
あとは、渡し方の問題だけです。さあ、考えてみましょう!

 

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はい、僕だったらこんな感じです。

「すみません」と声をかけます。

「はい?」 ←Nちゃん

「お話中のところ、すみません。これ、もし良かったら受け取って頂けないでしょうか?」と言って名刺を出す。

「あっ……は、はい」 ←普通こうなります。ここで「いえ、受け取れません」といきなり言える人は皆無でしょう。

「メールだけでもいいので、よかったら、よろしくお願いします」

こんな感じですね。あとは運を天に任せましょう☆

さて、ここで、

「でも先生。そんな、カップルになっている二人の間に割って入っても、ほぼ可能性はないんじゃないですか?」

と思う人が多いかもしれません。
ところが、全然そんなことはないのです!!!

まず、僕自身、身をもって体験したことがありますっ! ←力説してるね。
また、最近のTVでやっているお見合いパーティでも、似たような場面を見たことが何度かありますが、1/3くらいは逆転勝利していると思います。

僕の話もショックでしたよ~。時は確か、1992年。
おお、23年も前じゃないですか!

大学のお友達、近藤君と……

こら、本名出すなよ。
まあ、時効なのでいいじゃないですか☆

その近藤君と、人生で初めて川越市で開催された出会いパーティに出たのです!
当時発売されていた「ケイコとマナブ」という雑誌に出ていたパーティでした☆

……えっ? ケイコとマナブって、まだ発行されてるの?
わあ、失礼しました!!

で、これが詐欺同然のパーティでして、行ってみたらびっくり!!

男性:女性=40:2でした。 ←ホントです。

むちゃくちゃですよね、完全に「金返せ!」っていうレベルです。
ですが、そこは学生たち。「なんとか、その2名をGETするぜ!」というバトルになったのです。

で……後半の30分、その1名の美人さんと僕がずーーーっとカップルになって、話し込んでいたのです。誰の目にも「マーチン&美人さんのカップルだなー」と思えていました。

ところが制限時間ギリギリ5分前に、ある男性が美人さんに声をかけて、「すみません、残りの時間、自分とも話してくれませんか?」という感じで入ってきたのです。これを見ていた「譲ってやれよ」という周囲の目線と

僕自身も油断しており、 ←バカものが!!

彼に5分を譲ったのです。
結果、カップル発表の際に彼女のパートナーとして呼ばれたのは彼でした。

「うっそ! やったぁ~!!」という叫びをあげる彼をしり目に、僕は死ぬほど恥ずかしいやら、居場所がないやらでツラかったのを覚えています。

ほら、僕もツライ経験してるでしょう?☆

僕が皆さんに「勝負は最後までわからないから、油断しないように」とお伝えするのは、こういった経験が「山ほど」あるからなのです。

……というわけで話を戻しますと、
だから、カップルになっている人たちに割って入るのはアリなのですヨ!

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さて、その後日、Nちゃんはお目当ての彼とデートしました。
そのとき、彼にこう言われたのです。

「そういえば、この前のパーティでは、たくさん名刺をもらってたよね?(^^;」

そう。Nちゃんは、このときのパーティではモテモテだったそうなのです。

「あっ、はい。でも、誰にも連絡していませんよ(笑)」

……と答えたそうですが、ここで「もっといい返答があるでしょーっ!」と僕は突っ込みました。さあ、皆さんはわかりますか?

本日最後の問題です。考えてみましょう!

 

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はい、答えはこんな感じです。

「あっ、はい。でも、頂いた名刺は全部破棄しましたよ。皆さんには申し訳ないですけど、私は○○さんとお会いしたいですので(*^^*)」

こんな感じで答えたらよいのです。そしたら、Nちゃんがひと言。

「ああ、私、当日にも彼に同じことを言われたんですが、そのとき“他の方の名刺はシュレッダーにかけますから”って伝えました」と☆

ぐわあぁぁぁぁーーーっ!!

だったら尚更、「破棄しました」とか、「シュレッダーしました」と言わないと、「えっ……じゃあ、まだ持ってるんだ」と思われてしまうことでしょう。

「あっ!! そっ、そっかぁ……」

「ううん……Nちゃんも、デリカシーがないよ~。気を付けないとね(苦笑)」

「はい……そうですね(>_<) すみません」

他人のデリカシーのなさや、「あれ?」と思う言動には気づくものですが、自分のそれには、なかなか気づきにくいものです。

だから、気づいたときにはしっかり直していくこと。
そして、こうしたお話から、自分自身のことも振り返ってみましょうね!

 

『マーチン先生の恋愛教室PREMIUM』Mo.630(2015/01/13)

著者/恋愛相談師マーチン
TOKYOMX TV「5時に夢中!」にてお馴染み。読者数 約18000人のメルマガ「マーチン先生の恋愛教室」を代表に、TV、ラジオ、雑誌、講演会等で活躍中。また34歳にて東証一部上場企業の相談役を務めた実績を持つ。「秘密の恋愛ルール/大和書房」「30歳からもう一度モテる!大人の恋愛成功法則/DHC」「モテる男はこう口説く!/PHP研究所」等、著書は20冊を越える。
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