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関ジャニ∞に再び“解散説”が浮上。大倉が俳優業に本腰、目指す方向バラバラで「嵐」と同じ道辿る?

昨年のラストライブをもって活動休止に入った嵐に代わり、ジャニーズ事務所を引っ張っていく存在となった関ジャニ∞。事務所からの期待も高く、メンバーはそれぞれバラエティやドラマなどで活躍を見せている。しかし、ここへきて新たな火種が生まれ、幾度となく巻き起こった「グループ解散説」が再び浮上してきた。

俳優としての評価がうなぎのぼりの大倉忠義

毎週木曜日22時から放送中の連続ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)に主演している大倉忠義(35)。視聴率はやや苦戦しているものの、視聴者からは「おもしろい!」と評判が良い。

同作は主人公の元春(大倉忠義)が恐妻の澪(広瀬アリス)と結婚する前にタイムスリップして未来を変えるというファンタジーラブストーリー。

特に絶賛されているのが大倉の演技力で、絶妙な表情やダメ夫ぶりが最高にイライラさせてくれると話題になっているのだ。

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実は大倉、今回のドラマに限らず、関係者たちの間では俳優としての評価がかなり高い。ドラマ制作会社の関係者は次のように語る。

「大倉さんはこれまでたくさんの作品に出演してきたわけではありませんが、昨年9月に公開された映画『窮鼠はチーズの夢を見る』で評価を上げました。成田凌さんとのボーイズラブに挑戦し、見事に演じきったことで関係者たちを驚かせました。あまり演技派のイメージがなかったのは確かですからね。この作品で一気に知名度を上げ、今やドラマや映画関係者からラブコールの嵐です」

大倉は難しい男性同士の恋愛というテーマをやり遂げ、新境地を開拓。あるひとつの作品をきっかけに一気にブレイクすることは、俳優の世界でも珍しくない。

しかし、この俳優・大倉忠義の評価の高さが、関ジャニ∞というグループの存続を難しいものにしてしまっているのだ。

大倉の脱退は「グループ解散」に直結する

そんな大倉は今後、俳優一本でやっていくのではという見方が強い。映画やドラマで主演が続いていることから、今後はさらなるステップアップを目指していくのは必至だ。

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「すでに大倉さんには次の作品のオファーがきていると聞いています。俳優業に主軸を置くことは明白です。ただ、俳優はイメージも大切ですから、バラエティに出続けていることで、役の幅が狭まってしまうことを懸念します。朝ドラや大河も狙っているという話もありますし、俳優として生きていくことで、大倉さんがグループ活動を重荷に感じてしまう時期はすぐにやってくるでしょう」(前出・ドラマ制作関係者)

関ジャニ∞のビジュアル担当である大倉が、現在グループの人気を支えているといっても過言ではない。

その大倉が俳優業に専念するため、もしグループを抜けるようなことがあれば、それはすなわち「大倉脱退=グループ解散」と意味している。

2019年9月に錦戸亮(36)が脱退した時、大倉は「すばる君も亮ちゃんもいなくなってしまったら、もうこれは関ジャニ∞ではない。解散させてください」とジャニーズ事務所の上層部に訴えたと言われている。

それだけ大倉は責任感が強い男ではあるが、一方ですでにグループ活動から気持ちが離れていることも確かだ。大倉の気持ちは今、グラグラと揺れている。

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大倉にもしものことがあれば、関ジャニ∞の存続は難しい。自分たちが危うい状況の中にいることは、他のメンバーたちが誰よりも気付いているだろう。

「関ジャニ∞」仲は良いが目指す方向はバラバラ

関ジャニ∞のメンバーたちはとても仲が良い。それはグループ結成当初から現在に至るまで変わらない。ジャニーズには多くのグループが所属しているが、その中でもピカイチの仲の良さを誇っている。

「東のタッキー、西のすばる」と言われた渋谷すばる(39)を中心に2002年に結成された関ジャニ∞。渋谷、横山裕(39)、村上信五(39)の年上3人が“お兄ちゃん”のような存在としてグループを盛り上げ、年下メンバーたちが慕っていた。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「彼らはカメラが回っていないロケバスの中でも、ゲラゲラ笑いながらしゃべっていますからね。そんなグループはなかなかいません。仲が良いと言われていた嵐でもそんなことはしないです。しかも、誰かと誰かではないです。全員でしゃべってますよ」

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グループ活動をしていれば次第に会話はなくなってくるものだが、関ジャニ∞はそうではない。しかし、仲は良くても、目指している方向性はバラバラなのだ。

「大倉さんは俳優、村上さんは司会業、横山さんと丸山さんはタレント業を主軸としています。安田さんは2017年に髄膜腫を患って受けた手術の後遺症に今も悩まされています。そうした個々の状況から、それそれが向いている方向は必ずしも同じではありません。彼らにとって、グループ活動を続けていく上でそれがネックとなっています」(前出・芸能記者)

若い頃は良かったかもしれないが、彼らも全員がアラフォーとなった。これから先の将来を見据えて行動していかなければならない。40歳を過ぎても、アイドルとしてのグループ活動に主軸を置いておくわけにはいかないのだ。

これはグループ活動を休止した嵐も同じ。それぞれ個々の進むべき道が明確化され時、グループに所属していることが足かせとなってしまう。これは10代の頃から活動を続ける、ジャニーズならではの“宿命”かもしれない。

ただひとつはっきりしていることは、関ジャニ∞は今、確実にグループとしての岐路を迎えている。

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長く続くレギュラー番組が足かせに

現在、メンバー全員がレギュラーとして出演している番組は3本。『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)、『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)、『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ系)、(テレビ東京系『ありえへん∞世界』は村上、丸山、安田のみ出演)。驚くことにすべてが5年以上続く長寿番組だ。

この番組がある意味、グループ解散の“指標”となっている。

終了情報が出てきたらそれだけで危険信号ではあるが、それ以外でも、例えば「大倉が別の仕事のために収録を欠席する」ということが続いた場合、これは明らかに危険な兆候。

特に注意すべきはやはり大倉で、この先ドラマや映画の仕事が増えてくれば、スケジュールはそちらに抑えられることになる。そちらを優先してしまっている以上、やはりグループ活動をないがしろにしていると思われても仕方がない。

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出演している番組がどれも長続きしているということは、すべて視聴率が合格点に達しているということ。しかし、それこそが次のステージに進むための“障害”となっていることは、彼らにとって皮肉だろう。

王道のアイドルではなかった関ジャニ∞

2002年に「関ジャニ8」としてグループを結成した彼らだが、これまでは決して順風満帆だったわけではない。

関西では知られていても、東京ではまったく無名の存在。2004年4月から『裏ジャニ』(テレビ東京系)がスタートして本格的に東京での活動を始めるが、なかなか日の目を見ることはなかった。

同年にようやくデビューできたかと思えば、なぜか“演歌”。この頃にグループ名を「関ジャニ8」から現在の「関ジャニ∞」に変更するが、当初は変わり種のジャニーズという存在だった。

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また、2005年には内博貴(当時18歳)の未成年飲酒が発覚し、芸能活動を無期限休止。以降は「エイト」と言いながら、7人での活動を強いられることになる。

しかし、彼らは逆境を跳ね返しながら出演する番組で結果を出し続け、嵐に次ぐ人気グループとして成長してきた。

ジャニーズのアイドルとしては決して王道ではなかった関ジャニ∞。ここまで活躍するとは、失礼ながら誰も想像していなかっただろう。

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そんな彼らが迎えた試練。メンバーたちがいずれどんな結論を出すかはわからないが、「エイター」たちはきっと彼らの答えを尊重してくれるに違いない。

image by : Mr.ちゅらさん / CC BY-SA 4.0

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