今年も巡ってきた、花粉症のシーズン。その対策のひとつとして重要なのが、住まいに花粉を持ち込まないことですが、皆さんはどのように対処しているでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、花粉を服につけないことがポイントでありそのためには静電気の発生を防ぐべしとして、具体的な方法をレクチャーしています。
静電気
さて、本日は花粉症の季節のお話。今年の花粉はどのくらいの飛散量なんでしょうか。気になりますね。
室内に持ち込まないために、服装を工夫するのは
- もはや常識
でしょう。花粉症ではない方でもやっていそうですよね♪
花粉が服装にくっつかないようにするためには、
- 静電気を起こさないようにする
ことが大事です。花粉じゃなくホコリでも、パチパチすると付きやすくなりますもんね( ̄∇ ̄)
そして、静電気は一般的に
- 重ね着をすると発生しやすく
なります。当たり前ですね。重ね着すると服同士がこすれるので静電気が起こりやすくなります。この服がこすれて起こる静電気は、
- 服の素材の組み合わせによって
起こりやすかったり、起こりにくくなったりするんです。そして、
- プラスとマイナスの組み合わせを作ると、静電気が起きやすい
んですよね。あ、当然か( ̄∇ ̄) なので、素材ごとに、プラスかマイナスかだけも覚えておくといいんですよ。だいたいこんな感じです↓
■プラスの電気を帯電しやすい
- ナイロン>ウール>レーヨン>シルク
■マイナスの電気を帯電しやすい
- アクリル>ポリエステル>アセテート>麻>綿
これだと、ポリ混のシャツにウールのセーターの組み合わせだと結構静電気が発生することになりますね。ありがちな組み合わせですけどねえ…。
ここでパッとみて気がつくのが
- 天然素材は発生しにくい
ということです。例外がウールです。うん、しかし春先にはウールをよく着ているという矛盾があるんだけど、その場合には同じプラスを帯電しやすいシルクのシャツにしたらいいということかしら。でも、シルクのシャツってお高いんだけど…という場合には
- 柔軟剤を使う
という奥の手があります。洗濯のときに柔軟剤を使うと摩擦が起きにくくなって、静電気が防げるからです。これを綿や麻、ウール素材のものに使えば、OKですね。
静電気を防いで、花粉も防ぐ。素材の特性をちょろっと覚えておくと便利ですよ。
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